香港電影評論学会大賞､最優秀男優賞はﾜﾝ･ｼｭｴﾁｰ

●香港電影評論学会大賞､最優秀男優賞はﾜﾝ･ｼｭｴﾁｰ(2010/03/11)

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3月初旬､｢第十六回香港映画評論学会｣の授賞式が行われ､演技派のﾍﾞﾃﾗﾝ男優･王学圻(ﾜﾝ･ｼｭｴﾁｰ)が最優秀主演男優賞に輝いた｡映画『十月圍城』の演技が評価されたｼｭｴﾁｰは､中国出身で初めてこの賞を受賞した男優となる｡

授賞式では､曾志偉(ｴﾘｯｸ･ﾂｧﾝ)からﾄﾛﾌｨｰを受け取ったｼｭｴﾁｰ｡｢初の香港での受賞に感激しています｡美しい香港の街､そして『十月圍城』の陳徳森(ﾃﾃﾞｨ･ﾁｬﾝ)監督と陳可辛(ﾋﾟｰﾀｰ･ﾁｬﾝ)ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ､共演者とｽﾀｯﾌ全員に感謝します｡この映画は誰かひとりでも欠けていたとしたら､成立しなかった作品｣と感無量の面持ちでｽﾋﾟｰﾁした｡

次の出演作は陳凱歌(ﾁｪﾝ･ｶｲｺｰ)監督の『趙氏孤児』になる､というｼｭｴﾁｰは｢ﾁｪﾝ監督の作品は､『黄色い大地(原題:黄土地)』､『大閲兵』､『花の生涯～梅蘭芳～』に続いて4作目｡新しい作風を感じる魅力的な作品になるでしょう｣と笑顔で語った｡(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

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