『一代宗師』、夫婦役トニーとソン・ヘギョが広州で対面

●『一代宗師』、夫婦役トニーとソン・ヘギョが広州で対面(2010/06/01)

映画関係者・映画ファンの期待を集める王家衛（ウォン・カーウァイ）監督の新作『一代宗師』は、現在中国・広州で撮影中。主役をつとめる梁朝偉（トニー・レオン）は、武術家・葉問を演じきるために連日カンフーを猛特訓。撮影の合間にはＣＭ撮影など別の仕事も入れており、香港の自宅には戻らず中国で過ごしているという。

本作で葉問の妻・張永成を演じるのは韓国女優の宋慧喬（ソン・ヘギョ）で、先日ついに広州入り。カンフーの練習ほか、「自分の声で出演したい」と積極的に中国語を勉強し、意気込んでいるそうだ。また広州に向かう前に香港に寄ったヘギョは買い物に出かけ、『ラスト、コーション（原題：色，戒）』、『2046』、『花様年華』、『レッドクリフ（原題：赤壁）』のＤＶＤを購入。「映画の中で夫婦を演じるトニーのことを、もっと知りたい」と話しているという。

初共演となるヘギョについて、「実は知り合ったのは大分前。『2046』の試写会の時も会っている。なので息の合った演技ができると思う。でも脚本がないので、ラブシーンが用意されているかどうかはまだわからない。撮影が進むに連れて、明らかになるだろう」と笑顔で語ったトニー。これから章子怡（チャン・ツィイー）や張震（チャン・チェン）ら出演者が広州に集合し、本格的な撮影が続けられるそうだ。

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