仏パリで中国映画祭開幕、３０数本の傑作を上映

●仏パリで中国映画祭開幕、３０数本の傑作を上映(2010/09/30)

フランス・パリで開催中の「第5回パリ中国映画祭」。期間中『高考1977』『花木蘭』『日照重慶』『梅蘭芳』『馬路天使』『清宮秘史』など30本以上のヒット映画の上映が予定されており、中国文化に興味のあるフランス人や華僑でにぎわっている。

　　9月21日に開幕した本映画祭はフランスで最も大きな外国映画祭で、著名女優のジュリエット・ビノシュらが出席。徐静蕾（シュー・ジンレイ）が監督兼主演をつとめた『杜拉拉升職記』が、オープニングを飾った。開催を喜ぶジュリエットは、「異国文化を感じさせてくれる中国映画は、パリに必要なもの」というコメントを残している。

　　最新作・回顧展・アニメーション・ドキュメンタリーという4部門に分かれ、上映が行われている本映画祭。中国の留学生やフランス生まれの二世たちがボランティアで手伝い、若い力によって運営されている。10月5日閉幕までの15日間。パリの街で中国情緒を感じることができそうだ。

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