オーストラリアの鬼才、「ダンシング・ヒーロー」(92)のバズ・ラーマン監督が愛をテーマに描いた赤のカーテン3部作の最終章…
(2008/10/16)
オーストラリアの鬼才、「ダンシング・ヒーロー」(92)のバズ・ラーマン監督が愛をテーマに描いた赤のカーテン3部作の最終章。世紀末のパリが見事に再現され、アンティーク調で漠然とした記憶のような映像がCGと短いカットによる緊張感あふれる映像処理で仕上げられている。トム・クルーズとの離婚や、撮影中の事故など相次ぐトラブルにもめげず輝くばかりのサティーンを演じきった主演のニコール・キッドマンは、この演技でゴールデン・グローブ賞など数々の賞を獲得した。オーストラリア出身のシンガー、カイリー・ミノーグもキュートな妖精役で出演。吹き替えなしのニコールとユアンの歌声も見事!オッフェンバッハの“カンカン”、マリリン・モンローなどのスタンダード・ナンバーから、ビートルズ、U2、マドンナなどの現代を代表する楽曲を使った全く新しいタイプのミュージカルだ。
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