｢ガール｣きっと､あなたがここにいる｡

ガール

【あらすじ】きっと､あなたがここにいる｡

(2012/05/22)

奥田英朗の同名小説が原作｡

由紀子(香里奈)は､大手広告代理店勤務の29歳独身｡恋人･蒼太(向井理)とはすれ違い､仕事もうまくいかない日々が続いていた｡
そんな毎日を過ごす中､30歳を手前にして焦る由紀子｡
不動産会社に勤める聖子(麻生久美子)や､文具メーカー勤務の容子(吉瀬美智子)､シングルマザーの孝子(板谷由夏)といった友人らも同様､女性として生きる自分の人生に悩んでいた｡

ある日､由紀子は聖子たちからファッションが"痛い"と指摘され､自身の年齢を意識し始める｡
会社では念願のイベントを企画するが､クライアントと対立｡
蒼太から受けたプロポーズも最悪で､恋にも仕事にも希望が見出せない…｡

聖子は34歳､既婚子なしのキャリアウーマン｡管理職に抜擢されるが年上の男部下とうまくいかず､夫は自分よりキャリアが上の聖子を前にして､子作りの話題を出さない｡
管理職として､妻として､自分が不十分に思えて悩む聖子…｡

容子は34歳､独身｡オシャレも恋もやり方を忘れつつある中､イケメン新入社員･慎太郎(林遣都)の教育係に抜擢される｡
結婚を決めた妹を前にして､ひと回り年下の慎太郎への恋心に気づいて…｡

孝子は36歳､6歳の息子を持つシングルマザー｡父親の代わりを務めようと仕事の合間を縫って奮闘するが､いつもから回り｡職場でも私生活を気遣われてしまい､居心地が良くない｡
シングルマザーの社会的立場を気にする孝子…｡

揺れ動く年齢を迎え､それぞれの立場で恋や仕事､結婚に悩む4人の"ガール"たち｡
自分らしい幸せを掴むことができるのか――｡