暴れん坊ママ
[第9話]
クリスマスが近づいてきた。子供の頃、クリスマスを祝ってもらったことのないあゆ（上戸彩）は佑樹（澁谷武尊）にプレゼントを買ってあげようと考え、哲（大泉洋）と一緒に聞き出すことに。だが、佑樹はサンタさんにだけ伝えると言って、教えようとしない。12/11放送
そんな中、クリスマスの飾り付けをしていた哲が踏み台にしていたイスから落ちて、右手を骨折。完治までには２カ月かかるため、しばらく店を休みにして、あゆが働きに出ることになる。それを聞きつけた北条（東幹久）がやってきて、あゆにクリニックで働かないかと声を掛けてくれた。
哲はあゆの代わりに佑樹の送り迎えを任されるが、久々に訪れた幼稚園のママ社会の力関係は一変。息子が有名小学校にに合格した倫子（片瀬那奈）が他のママたちを仕切るようになり、翠子（ともさかりえ）は車からも降りてこない有様だった。
ママたちとのお茶会に出た哲は八重（山口紗弥加）から、クリスマスプレゼントは10月くらいからリサーチするものだと聞いて驚く。一方、あゆは北条のクリニックで働き始めるが、翠子はふさぎこんだきり。そこへ倫子がやってきて、父母会主催のクリスマス会を計画していて、自分が仕切るから、当日は必ず来るようにと翠子に告げる。
あゆや哲は引き続き、佑樹の欲しいものをそれとなく、リサーチ。電車のおもちゃだろうと予想した二人は店に見に出掛けるが、どれにしていいか分からない。そんな中、佑樹がクリスマスプレゼントを変えたいから、サンタの携帯番号が知りたいと言い出す。あゆは手紙を書けばいいと言って、自分が出しておいてあげるから、置いておくようにと告げた。これで佑樹の欲しいものが分かる、とあゆも哲も一安心する。だが翌朝、佑樹の手紙はなかった。佑樹は自分でポストに投函してきたという。
あゆは蓮（谷端奏人）にクリスマスプレゼントは何をお願いしたのかと聞く。蓮は何もいらないから、ママが笑顔になってほしいと答え、それを翠子が聞いていた。一方、哲が佑樹に改めてプレゼントのことを聞き、色は黒ということだけ分かる。
やがて、クリスマス会が開かれ、翠子と蓮（谷端奏人）もやってきた。会が始まると、トナカイの着ぐるみを着た哲が現れて、場を盛り上げる。だが、大樹（鏑木海智）が佑樹や蓮と遊ぼうとすると、倫子が引き離した。公立の小学校へ行く子とは立場が違うというのだ。あゆは反論するが、倫子は素知らぬ態度。すると、翠子も口を開き、負けた者にしか見えないものもあると言う。そして、お受験は勝ち負けではないと言うあゆに、翠子は笑顔を見せた。そんな彼女たちをよそに、汽車ごっこをして遊ぶ佑樹たちを見たあゆと哲は、佑樹が欲しがっていた黒いプレゼントとは蒸気機関車ではないかと思い付く。
だが翌朝、佑樹はこれではないと言って、がっかりした顔。そこに、郵便局員が佑樹の出したあて先のない手紙を戻しに来てくれた。佑樹の欲しかったものは「TETSU N.Y.」のＴシャツだったのだと分かる。骨折して困っている哲のことを助けてあげたかったのだ。
３人でお揃いのＴシャツを着て、幸せそうにしていると、佑樹のものだけスペルが違っていたと分かり、大笑い。そこに北条から電話が入り、すぐにテレビを付けるようにと言われる。映っていたのはニューヨークからの中継映像で、北条や翠子、蓮たちがレポーターの迷惑も顧みず、画面に向かって手を振っていた。
すると、理事ニュースが飛び込んできた。ドバイを出発した航空機が事故で炎上しているという。そして、安否不明と伝えられた日本人乗客の中に、佑樹の母親の名前があった…。
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第1話
幼い頃に母を亡くし、男手一つで育てられた。まっすぐな性格で情に厚いが、荒っぽい一面も。幸せな新婚生活を夢見ていたが、突然５歳の男の子の母となり、とまどう。だが、次第に母親としての愛情を抱くようになっていく。
バツイチの美容師。口が達者なお調子者だが、カットの腕は確か。夫としては頼りない反面、仕事に対する情熱はあり、いつかニューヨークに自分の店を出すことを夢見ている。別れた妻が引き取っていたはずの息子が現れ、ひとりぼっちにするわけにはいかない、と彼をあゆとともに育てることに。
幼稚園の保護者会会長。元・キャビンアテンダント。幼稚園のママたちを陰で仕切る存在。あゆたちが現れてから、幼稚園の品位が落ちたと嘆き、佑樹に退園してもらおうと画策している。
幼稚園に息子を通わせているママ。夫は一流外資系証券会社勤務。
幼稚園に娘を通わせているママ。ママ社会で落ちこぼれないよう、必死で他のママたちに付き合っている。夫は大学教授だと偽っていたが、実は講師。ブランドもので着飾るために、夜は秘かにパートに出ている。
哲の親友。すぐ近所でクリーニング店を営んでいる。奥さんの尻に敷かれっぱなし。
幼稚園に娘を通わせているママ。セクシーな服装にオープンカーで娘を送り迎え。娘にも同じような服を着させている。
翠子の夫で、歯科医の院長。哲と玉男との小学校時代の同級生。裕福で鼻持ちならないが、本人は悪気も自覚もない。
あゆの父。釣り船屋を営んでいる。古風で頑固。妻を亡くし、男手ひとつであゆを育ててきた。美容師などというチャラチャラした仕事をしている哲を良く思っていない。
幼稚園の園長。自分なりの教育理念を持っていて、新米ママのあゆに厳しく指導をする。幼稚園に多額の寄付金を出している翠子に頭が上がらなかったが、あゆが現れてから考え方が変わり、その態度を次第に変えていく。
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Blau
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