相棒season7
[第16話]
捜査一課の芹沢(山中崇史)が特命係にやってくる。02/25放送
彼の旧友である奈津子(岡野真那美)が風呂で溺死したのだが、彼女は髪を切られていた。
かつて世間を騒がせた連続髪切り殺人犯に殺されたのではないかという。
その殺人犯だとされる人物は自殺していたが、真犯人が別にいるという噂もあった。
右京(水谷豊)は芹沢とともに、事件の真相を調べ直すことにし、奈津子のマンションへ向かう。
防犯カメラの映像は奈津子の死亡推定時刻頃に玄関から車のライトらしき光が差し込み、画面が判別しにくい状態だった。
2人は続いて、奈津子が働いていた印刷所に向かう。
シナリオライターを志す彼女は、映画の台本の印刷も手がけるその会社で働けることを喜んでいた。
事件当日、奈津子が刷り上がった台本を届けに、撮影所に行っていたことが判明。
その作品の監督は奈津子が尊敬していた川島(秋野太作)だった。
その後、右京はかつて川島の現場でエキストラが水死する事故があり、撮影中止になっていたことを知る。
川島はそれ以来、映画を撮っていなかった。
その作品は今回、撮影されているものと同じタイトル。
一度、頓挫した企画を再びよみがえらせ、雪辱を晴らそうとしたようだった。
だが、右京はかつての台本と現在の台本を比べ、書式が違うことに気が付く。
しかも、現在のものは奈津子の書いた台本と同じ書式だった。
右京と芹沢は川島の新作は奈津子が書いたのではないかと推測する。
2人は撮影所の川島のもとを訪ね、そのことを追及。
すると、川島は自分の案をもとに奈津子が書いたと認めた。
台本にも奈津子の名前を入れたが、彼女自身が川島の名前で印刷したのだという。
さらに、川島は事件当日、奈津子には会っていないと答えた。
やがて、事件当日に現場で15分ほどの停電があったと分かる。
右京が現場を調べると、プールのそばに奈津子のヒールの跡を発見。
右京は奈津子が照明ケーブルにひっかかって、プールに落ち、感電したと推理を語る。
かつて死亡事故で中止になった映画だけに、奈津子の事故を隠蔽しようと何者かが彼女の遺体を部屋に移したというのだ。
監督は犯行を認め、芹沢が連行しようとする。
すると、やったのは自分だと助監督の女性が告げた。
照明スタッフが玄関から照明を当て、防犯カメラに映るのを妨害。
スタッフの血痕が付いてしまった壁は美術スタッフが痕跡を消した。
髪を切ったのは髪切り殺人犯の仕業に見せかけようとしてのことだった。
前回の過失とは違い、本人の不注意による事故なのだから、そんなことをしなくても良かったと川島は助監督に言う。
だが、撮影が一時中断するだけでも「完成が間に合わなくなる」と助監督は言った。
実は監督は末期ガンで余命わずかだった。
そのことを知る助監督は、早く映画を撮り終えなければならないと考えたのだ。
それからしばらくして、映画は完成。
川島はその翌日に息を引き取ったという。
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キャスト
杉下 右京 / 水谷豊(みずたにゆたか)警視庁組織犯罪対策部で特命係係長を勤める男。
東大の法学部を卒業後に単身渡英。
帰国後、国家試験に合格して警察庁に勤めることとなった。
難解な事件の解決には必要不可欠な存在だが、切れ過ぎる頭脳と何を考えているのかがサッパリ分からない性格が災いして「変人」扱いされている。
亀山 薫 / 寺脇康文(てらわきやすふみ)
警視庁組織犯罪対策部に勤める特命係員。
自ら事件を解決してやると意気込みだけはするのだが、結局は杉下右京の頭脳に頼ってしまう。
お人好しで、腰が重いわりには口が軽く、秘密といわれていることもすぐに口に出して言ってしまう困り者。
亀山美和子 / 鈴木砂羽(すずきさわ)
亀山薫と同じ大学の出身で、その頃から大学の新聞部に所属していた。
卒業後に帝都新聞・社会部に所属。警視庁記者クラブに属し数々の事件を追ってきた記者である。
その後、帝都新聞社を離れフリー記者となり、今も事件を追っている。
薫と結婚してからは仕事を続けながらも夫を支えている。
宮部 たまき / 高樹沙耶(たかぎさや)
小料理屋「花の里」の女将として働いている女性で右京の別れた元妻でもある。
お互い納得しての離婚であった為、今も右京は度々「花の里」を訪れ、事件解決の糸口を彼女の助言から探している。
右京が事件を解決するのに欠かせない存在である。
伊丹 憲一 / 川原和久(かわはらかずひさ)
特命係を必要以上に嫌う捜査一課の刑事であり、“トリオ・ザ・捜一”のリーダー。
特に亀山薫への扱いはひどく、顔を合わせるたびに言い争いをしている。
ただ、人一倍正義感が強いという点だけは似ている。
三浦 信輔 / 大谷亮介(おおたにりょうすけ)
伊丹率いる“トリオ・ザ・捜一”の一人。こちらも特命係2人の行動には迷惑しているといった様子だが、伊丹と唯一違うところは、影ながら右京の捜査能力を認めているということ。
普段は感情の激しい伊丹をなだめる役もかっている。
芹沢 慶二 / 山中崇史(やまなかたかし)
伊丹率いる“トリオ・ザ・捜一”の一人で他の2人とはそこそこ年齢が離れている後輩刑事。
若手である為に右京や薫に逆らえず、捜査情報を提供することもあり、それがバレて伊丹によく怒られている。
米沢 守 / 六角精児(ろっかくせいじ)
右京という人間を完ぺきに理解しており、警察内ではほとんどいない“右京理解者”の鑑識官。
鑑識の腕は抜群で、無理を言う右京のリクエストにバッチリ応える。
特命係に親切なのは彼自身が捜査一課という警察の組織体制が嫌いだからという話もある。
大河内春樹 / 神保悟志(じんぼさとし)
警視庁内警務部の人事第一課で主任監察官として活動している男。
普段は主に警視庁に所属する警察官の不正を捜査している。
特命係も捜査の対象ではあるが、右京の捜査を理解している男でもあり、彼らに危険が及ぶ上層部の行動があった場合などには事前にその内容教えてくれる。
冷酷な顔つきをしながらも仲間を想う気持ちは持っている。
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