バンビーノ
[第5話]
大学を中退し、彼女との別れも決意。故郷の博多への想いを全部捨てて東京に戻ってきた伴。05/16放送
これで立派な料理人になれると意気込んでみたものの、鉄幹が判に命じたのはホール係だった。
料理人の修行をするには、まずホールを1年は経験しなければならないという鉄則を受け入れられない伴は、ホール係のリーダーである与那嶺に一番大切なのは笑顔だと言われても、うまく笑うことができない。
そんな仏頂面の伴の心を見抜いたのか、常連客である野上京子は伴を呼ぶと「食事がまずくなるから視界に入るな」とこっぴどく叱る。ただでさえホール係に不満がある伴は、ひどく落ち込む。その様子を影ながら見守り心配していたのは、バッカナーレの厨房の面々であることに伴は当然気づかない。
ホール係としての自信を益々なくした伴は仕事に全く身が入らなくなる。厨房ばかりが気になり、ホール仕事の説明もまったくもって上の空。そんな折、とうとう伴はホールのど真ん中で大量のグラスを割るという大失敗をしてしまう。ひたすら落ち込むだけの伴に与那嶺は言う、「もう少しホールの仕事を好きになってくれ」と。
しかし全てを捨ててきた伴は、どうしても料理人が諦めきれない。厨房で仕事をすることにこだわる伴。たまたま居合わせた副料理長の桑原にその想いをぶつけてみるが、逆に突き放されてしまう。
桑原は伴に言う「目の前の仕事も一生懸命できないやつに、夢を語る資格なんてない」
そのきつい一言に打ちのめされる伴。その夜は眠ることができず、道ばたでただボーっと朝を迎える。
そこで見えた光景。新聞配達、タクシーの運転手、荷物集配、スーツを着て黙々と歩く人の姿。それぞれが、ただひたすらに目の前の仕事に向かって歩き出しているのだと実感した伴、その瞬間何か沸き上がるモノがあったのだ。いてもたってもいられずバッカナーレへと走り出す。
誰よりも早く店に着くと、ホールの制服に身を包み、ホールの掃除を始める。その顔には今までとは違うキラキラとした笑顔が輝いていた。
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キャスト
伴省吾 / 松本潤(まつもとじゅん)主人公。バッカナーレでウェイターやドルチェ助手として働くが何事にも失敗だらけ。バッカナーレの先輩やお客からさまざまな経験を得ることになる。
宍戸美幸 / 内田有紀(うちだゆき)
バッカナーレで支配人を務める。
日々野あすか / 香里奈(かりな)
バッカナーレで前菜担当を務める。
香取望 / 佐藤隆太(さとうりゅうた)
バッカナーレでパスタ・リゾット担当を務める。
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