バンビーノ第9話あらすじ完全版

バンビーノ

[第9話]

06/13放送

ある日、美幸（内田有紀）が夏の新作パスタメニューのコンペを行うと発表した。もちろんスタッフ全員参加権利がある。審査員は配人の美幸、給仕長の与那嶺（北村一輝）、副料理長の桑原（佐々木蔵之介）の３人、桑原は毎年優勝しているつわもので、今回は審査員にまわされたのだ。

このコンペに優勝すれば厨房に入れると考えた伴は、これがチャンスだと意気込みコンペ参加を決意する。当然、香取（佐藤隆太）やあすか（香里奈）も出場、そしてもう2年もホールを経験しているという料理人志望のこずえ（小松彩夏）も参加することを知り、伴は毎日寝るのも惜しんで夜通しパスタの研究に明け暮れる。自分の舌じゃ分かり兼ねると、先輩の雅司（向井理）に試食を頼む。味はいいが、インパクトが足りないと言われた伴はパスタの事で頭がいっぱい。

仕事中もコンペの事ばかり考えている伴は、寝不足もたたってかお客様のオーダーを間違えるなど、ミスを連発してしまう。同じコンペ参加者の香取やあすか、ホールのこずえでさえもミスもなく仕事を全うしている姿を見た伴は頭を抱える。自分の仕事すらまともにできずに周りに迷惑をかけた自分が許せない伴は、1つの決意をする。それはコンペの出場辞退、ホールの仕事を極めてからでもコンペは遅くないと決意したのだ。支配人の美幸らを前にその決意を伝えると、吹っ切るように伴は夜の街へ走り出したのだった。

コンペ当日。出場者が各々持ち寄った自信作のパスタを審査する、美幸・与那嶺・桑原。そして今回の優勝者が発表された、それは香取のパスタと・・・こずえのパスタだった。
そして桑原がこずえに伝える、明日から厨房に入れと。ホールのみんなで喜ぶ中、伴は1人複雑な心境だった。しかし2年もホール仕事を続け、常に料理に想いをはせていたこずえを思い出し、伴も気持ちを切り替え、こずえにエールを送るのだった。

そして、また春がやってきた。伴はホール担当として新人に指示を出すほど急成長していた。そしてシェフ（市村正親）に呼び出される伴、そこで伝えられた言葉は「1年間ご苦労、明日から厨房だ」という待ちに待った言葉だった。

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