ごくせん3
[第11話]
夏休みが近づき、生徒たちはもちろん、久美子(仲間由紀恵)も海外旅行へ行こうと盛り上がる。だが、期末テストで赤点を取った生徒は夏休み返上で補習。授業は担任が行うため、一人でも赤点を取れば、久美子も夏休みがなくなってしまう。猿渡(生瀬勝久)は3Dが一人も赤点を取らないなどあり得ないと言い、もしそんなことがあれば町中をふんどし姿で逆立ちして歩くとまで宣言。生徒たちは必死で勉強を始めるが、やはり続かない。06/28放送
そんな中、大和(高木雄也)たちは文化祭の時に一悶着起こした郷田(松田悟志)たちが焦った表情で逃げていくところに遭遇。翌日、大和たちの前に現れた警察は強盗事件があったことを告げ、彼らを疑う。それを聞いた大和たちは郷田を見かけたことを告げた。
そのことを知った郷田は大和たちと一緒にいると嘘を言って、久美子を倉庫に呼び出し、その間に赤銅に乗り込んでくる。久美子が学校に戻った頃には3Dの生徒たちは皆、郷田たちに叩きのめされていた。大和たちは復しゅうしようとするが、久美子はそれを止める。
郷田たちは再び大和たちの前に現れ、自分たちの仲間になれと告げた。それを断られると、郷田たちは大和たちを襲撃。大和たちは久美子の言いつけを守り、防戦一方となるが、倒れた廉(三浦春馬)の体の上に積み上げられた資材が崩れ落ちる。
病院に運ばれた廉は内臓を損傷し、危険な状態。怒った大和たちは郷田のもとへ向かう。大和たちが郷田たちに叩きのめされているところへ、久美子が駆けつけてきた。久美子が郷田と戦い始めると、大和が鉄パイプを手に向かってくる。廉のカタキを取ると言う大和を久美子が制止。自分も廉がやられて悔しいが、他の誰にもそんな思いをさせたくないのだと言う。
やがて、廉は意識を取り戻し、久美子も生徒たちも喜ぶ。だが、郷田たちが捕まり、大和たちと乱闘騒ぎを起こしていたことも報じられてしまった。自分たちも処分されるのかと悩む生徒たちに、大和は郷田に復しゅうしに行こうと言い出した自分の責任だと言う。
保護者たちは3Dの生徒全員の退学を要求。久美子も責任を取って辞めろという声が上がる。そこに、大和たちが現れ、久美子を辞めさせるなと直訴。責任を取るのは自分たちだけでいいと言う。そんな彼らに久美子は親の金で学校に通っている癖に、退学して責任を取るなどと簡単に言うなと一喝。責任は自分が取るから、生徒たちがこれからまっすぐに歩んでいけるよう見守ってほしいと言って、頭を下げる。それを見ていた赤城(江波杏子)は久美子や生徒たちのことは理事会に一任させてもらうと告げた。
久美子と生徒たちが教室に待機していると、赤城が現れ、2週間の停学を告げた。退学を免れた生徒たちは喜ぶ。自分の処分はどうなのかと尋ねる久美子に猿渡は、彼らがあんなにうれしそうな顔をしているのを初めて見た、卒業まで彼らの面倒を見ろと告げた。
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第1話
キャスト
山口久美子 / 仲間由紀恵(なかまゆきえ)白金学院3年D組担任→黒銀学院3年D組担任。通称ヤンクミ(白金学院3年D組が命名)。
七つの頃両親を交通事故で亡くし、母方の祖父に引き取られた。テキヤである大江戸一家の跡取りだが、小さい頃からの夢だった教師になり、4代目を継ぐ気はない。生徒と心の汗を流す事を夢見て、日々問題児ばかりの3Dの生徒と格闘中。
数学教師なのに学校では、いつもジャージ姿。
風間 廉 / 三浦春馬(みうらはるま)
3年D組の生徒。仲間想いで明るい性格だが、その笑顔の裏には…。
幼い頃に両親を亡くし、現在は姉と二人暮らしをしている。
学校では強がっているが、家に帰れば姉想いの優しい表情を見せる。
緒方大和 / 高木雄也(たかきゆうや)
赤銅学院高校3年D組の生徒。
クラスのリーダー的存在で強気な性格。
ケンカでは誰にも負けない自身があり、風間廉(三浦春馬)とはライバル関係である。
神谷俊輔 / 三浦翔平(みうらしょうへい)
3年D組の生徒。
この男はとにかく女好きで、合コン隊長を自認し、クラスの生徒を毎日誘っている。
しかしそれが災いし、ルックスがいいわりには彼女ができる気配がない。
本城健吾 / 石黒英雄(いしぐろひでお)
3年D組の生徒。金髪。
短気でキレやすくとにかくケンカっ早い。
しかし周りと比べればケンカは全く強くない、見掛け倒し。
人一倍涙もろいという一面も持つ。
市村力哉 / 中間淳太(なかまじゅんた)
3年D組の生徒。みんなからはいっちーと呼ばれている。
親の仕事の都合で昔から転校をくり返していた。
その為深い仲の友達ができずにもがき苦しんだ過去を持つ。
倉木 悟 / 桐山照史(きりやまあきと)
3年D組の生徒。みんなからはクラと呼ばれている。
コテコテの関西人だけあって場の雰囲気を盛り上げるのが得意。
学校外でも同級生とつるんでいることが多い。
鷹野葵 / 平山あや(ひらやまあや)
事ある毎にメモを執る新任教師。
ミノルに想いを寄せている。
鮎川さくら / ほしのあき(ほしのあき)
養護教員。色気ムンムンで生徒から絶大な人気を誇る。
とにかく巨乳がよく目立つ。
夏目誠一 / 小泉孝太郎(こいずみこうたろう)
校医。「夏目総合病院」の医師で、
ヤンクミの恋の相手である。
素行の悪い3年D組に対してもプラス思考で、
素直な子たちと言ってくれる。
馬場正義 / 東幹久(あずまみきひさ)
以前は黒銀学院高校に勤務していたが、
偶然ヤンクミと同じ赤銅学院高校に赴任してきた。
前作同様今もヤンクミに想いを寄せているが、またもや空回り継続中。
猿渡五郎 / 生瀬勝久(なませかつひさ)
白金学院教頭→黒銀学院教頭。立派なリーゼントが特徴。
ドラマ第1弾ではヤンクミをいつも敵対視し、ドラマ第2弾ではヤンクミの家庭事情を知る唯一の教師となり、そのことを他の教師や生徒に必死に隠している。
性格は悪くはないが、白金学院理事長である父親の影響か、頑固で意地っ張りで更に口が悪い。
黒田龍一郎 / 宇津井健(うついけん)
ヤンクミの母方の祖父。大江戸一家3代目である。義理人情を教えた。
ヤンクミに大江戸一家を継いでほしいが強要せず、ヤンクミをいつも暖かく見守っている。
朝倉てつ / 金子賢(かねこけん)
大江戸一家若頭代理補佐でたこ焼きの出店を出している。
ヤンクミに惚れており、役に立ちたいと頑張るが空回り。
達川ミノル / 内山信二(うちやましんじ)
大江戸一家の若い衆。ヤンクミの舎弟。食ってばかり。
しかも劇中では幾度と無くヤンクミの怒りを買い、息の根を止められそうになっている。
浜口公輝 / 前田公輝(まえだごうき)
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