オトコの子育て
[第6話]
真美(遠藤由実)が商店街で見つけた人形が欲しいと言い出すが、凛子(夏居瑠奈)から無駄遣いはだめだと言われてしまう。弥生(国仲涼子)は、お金は働いて稼ぐもらうものだと言って、家やお店の手伝いをしてくれたらおこづかいをあげるということに。だが、篤(高橋克典)は競馬で一攫千金を狙っていて、説得力がない。11/30放送
そんな篤も仕事に打ち込み始め、真美も少しずつおこづかいを貯めていった。だが、仕事の資料を買うお金に困った篤は、真美が貯めていたお金の中からこっそり5千円を抜き出す。後で返しておけばいいと思ったのだが、仕事の依頼主が倒産の危機に陥り、支払いが遅れることに。
やがて、凛子が真美のおこづかいを貯めている缶から5千円なくなっていることに気付いた。凛子と弥生は篤が取ったに違いないと、あっという間に気付く。ひとまず、弥生は真美にばれないうちに、5千円入れておいた。その頃、篤は洋介(小泉孝太郎)から5千円借りて、夜中にそれをこっそり真美の缶に返しておく。
翌日、真美はおこづかいが5千円が多くは言っていることに気付いて、大喜び。神様がくれたのだと言って、欲しかった人形を買いに出ていった。弥生は篤が使い込みなどしたから、こんなことになったのだと責める。そこへ、篤の仕事の依頼主がやってきて、遅れていた支払いを済ませていった。弥生は支払いを待ってやる余裕があるのかと、あきれてしまう。
家に帰ってきた真美が買ってきたのは人形ではなく、ゲームだった。自分だけの人形よりも、みんなで遊べるゲームのほうが楽しいというのだ。さっそくゲームを始めようとしたその時、弥生は洋介に呼び出されていたことを思い出す。あわてて待ち合わせ場所に向かった弥生は、洋介から突然、告白され…。
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キャスト
矢島篤(やじまあつし) / 高橋克典(たかはしかつのり)三流雑誌のフリーライター。妻子がいながら、自分が生活するに困らないだけ稼げばいいという考えで、家に金も入れない。挙げ句の果てに3人目の子供が生まれた頃には家出同然で、他の女のところを転がり歩いていた。おかげで妻は子育てと仕事に精一杯にさせられた末、とうとう病死。6年ぶりに我が家に戻る。子育てなどするつもりはないと言い、いい加減な態度ばかり取っているが、なぜか結果的にいつも子供たちのためになることをする不思議な魅力の人物。
水沢弥生(みずさわやよい) / 国仲涼子(くになかりょうこ)
篤の死んだ妻が店長をしていた雑貨店の店員。現在は店長。元々、篤の子供たちとは親しく、母親を亡くした彼らの面倒を見ることに。突然、帰ってきた篤のいい加減な性格に振り回される。洋介から恋心を抱かれ、まんざらでもなく思っている。
丸山洋介(まるやまようすけ) / 小泉孝太郎(こいずみこうたろう)
篤の長女の担任を務めている真面目な教師。何かと教育理論を語りたがるが、親からのクレームなど、現実的な対応力には欠けている。篤とは飲み友達だが、彼のいい加減さには辟易。弥生に恋心を抱いている。
大平万作(たいへいまんさく) / 加藤茶(かとうちゃ)
篤や洋介の行きつけの飲み屋の店主。子供に出ていかれたという辛い過去を持っているが、常に持ち前の明るさで振る舞っている。
中西冴子(なかにしさえこ) / 鈴木砂羽(すずきさわ)
篤たちの隣の家に住む教育ママ。エリート志向が強い。夫とは見合い結婚で、結婚に愛は関係ないという考えの持ち主だが、息子の担任の洋介には好意を抱いてもいる。
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