オトコの子育て
[第7話]
小学校で授業参観が行われることになるが、凛子（夏居瑠奈）は篤（高橋克典）が来ないよう、隠していた。健太郎（吉川史樹）は篤がまともに働いていないことを理由にイジメにあったいるのだ。12/07放送
一方、洋介（小泉孝太郎）は弥生（国仲涼子）に告白したが、返事はうやむやのままで、落ち着かない。弥生も洋介の前では構えてしまうが、篤（高橋克典）の前では自然体でいられる自分に気付いて、戸惑っていた。
凛子から自分が原因で健太郎がイジメを受けていると知った篤はショック。人が変わったように仕事をもらいに行ったり、家事を始めたり、父親らしくしようとし始めた。ある日、篤は手作りの弁当を持って、子供たちや弥生と出掛けていく。そこで、凛子は篤に授業参観に来てほしいと告げる。一方、弥生は通りすがりの女性に母親だと勘違いされ、ますます動揺。その話を聞いた洋介は、弥生は篤にひかれているのだと気付いた。やがて、篤は授業参観に行き、健太郎をイジメていた子供たちとドッジボールをして、仲良くなってしまう。
そんな中、竜也（熊谷知博）が家出し、正樹（尾美としのり）が篤のもとに怒鳴り込んでくる。竜也からのメールには「人は変われるって隣のおじさんが言っていました。僕も変われるかためしてみます」と書かれていたのだ。本当の原因は正樹と冴子（鈴木砂羽）のケンカを竜也が聞いてしまったことだった。だが、正樹はそうとも知らず、篤を訴えるとまで言い出す。
凛子からその連絡を受けた弥生は、篤の家へ駆け付ける。すると、竜也が健太郎や真美と遊んでいた。竜也は篤の家に潜んでいたのだ。竜也を家に帰した後、弥生はまだ彼を捜している篤の携帯に電話。だが、篤の携帯は脱ぎ捨てられたスーツのポケットに入っていた。
結局、篤は夜になっても帰らず、心配した弥生はみさよ（青山倫子）に電話する。みさよは何の連絡もないと言い「６年前もふらっと家を出たきり、帰らなかった」と聞いた弥生は動揺を隠せない。
その頃、篤はあてもなく、夜の街を歩いていた。その手には６年前のクリスマスイブに撮った写真が握られていて…。
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三流雑誌のフリーライター。妻子がいながら、自分が生活するに困らないだけ稼げばいいという考えで、家に金も入れない。挙げ句の果てに３人目の子供が生まれた頃には家出同然で、他の女のところを転がり歩いていた。おかげで妻は子育てと仕事に精一杯にさせられた末、とうとう病死。６年ぶりに我が家に戻る。子育てなどするつもりはないと言い、いい加減な態度ばかり取っているが、なぜか結果的にいつも子供たちのためになることをする不思議な魅力の人物。
篤の死んだ妻が店長をしていた雑貨店の店員。現在は店長。元々、篤の子供たちとは親しく、母親を亡くした彼らの面倒を見ることに。突然、帰ってきた篤のいい加減な性格に振り回される。洋介から恋心を抱かれ、まんざらでもなく思っている。
篤の長女の担任を務めている真面目な教師。何かと教育理論を語りたがるが、親からのクレームなど、現実的な対応力には欠けている。篤とは飲み友達だが、彼のいい加減さには辟易。弥生に恋心を抱いている。
篤や洋介の行きつけの飲み屋の店主。子供に出ていかれたという辛い過去を持っているが、常に持ち前の明るさで振る舞っている。
篤たちの隣の家に住む教育ママ。エリート志向が強い。夫とは見合い結婚で、結婚に愛は関係ないという考えの持ち主だが、息子の担任の洋介には好意を抱いてもいる。
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