さくら心中
[第61話]
さくらと陸雄の結婚生活がスタートした。04/06放送
さくらを抱くことができない陸雄は苦しむが、何とか自分を制する。
半年後、陸雄の書いた小説が文芸誌に掲載されることになった。
アメリカ人の夫と日本人妻の奇妙な結婚生活を描いたもので、健はそれを読むと陸雄とさくらの夫婦生活がモデルだと直感する。
健はさくらが自分でなく陸雄と結婚したことに嫉妬していたが、その理由がわかりよろこぶ。
そして二人の秘密を確信した健は、とんでもないことを思いついた。
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キャスト
宗形桜子 / 笛木優子(ふえきゆうこ)飛騨高山の造り酒屋「いさみ酒造」の一人娘として育った。
高梨と樹齢千年とも言われる桜の木の下で運命的に出会い、ただ一度愛の契りを交わす。
借金のかたに雄一と結婚させられるが、比呂人の子であるさくらを出産する。
舅・唯幸にさくらと引き離され、絶望感から比呂人と心中を図るが生き残った。
その後はさくらのために覚悟を決め、唯幸の後妻となった。
宅間堂一・高梨比呂人 / 徳山秀典(とくやまひでのり)
【宅間堂一】
比呂人の生き写しのような姿。
美容師として一流の腕を持ち、桜子の美容院で働きたいと訪ねてくる。
【高梨比呂人】
いさみ酒造へ蔵人としてやって来た際、桜子と出会い愛を育む。
桜子との間の娘・さくらと3人で暮らそうとするが思いを遂げられず、絶望感から桜子と心中を図る。
その後生き残るが記憶喪失となり、高山に戻ってきた際に記憶を取り戻す。
記憶を失っている間は明美と恋仲になっていた。
10年、明美の世話になるが千年桜に触れて記憶を取り戻し、再び桜子と愛し合う。
自分が手がけた新酒「桜衛」の発表会で、明美から桜子を守るために刺されて亡くなる。
櫛山さくら / 林丹丹(はやしたんたん)
桜子と比呂人の子どもで、明るく素直な美少女。
幼い頃に母から引き離されて育った。
奇異な家庭環境にひそかに心が傷ついている。
歪んだ三角関係の健と陸雄の男心を弄ぶが、その後運命を揺るがす出会いが待っていた。
宗形勝 / 松田賢二(まつだけんじ)
いさみ酒造の常務。桜子の血のつながりのない兄。
沙也加と結婚するが、桜子を守るためにさくらを自分の子だと嘘をつく。
その件で沙也加と離婚し、その後は桜子をずっと想い続けている。
比呂人が亡くなり、改めて桜子に想いをぶつけるが…。
押川陸雄 / 佐野和真(さのかずま)
桜子と比呂人(徳山秀典)の子供・さくらが母と引き離され里子に出された貧しい農家の養子。
健の援助を受けながら小説家を目指す。
子供の頃世話をしていたさくらにひそかに想いをよせている。
櫛山健 / 真山明大(まやまあきひろ)
主人公・桜子が結婚した雄一の連れ子で貴公子のような容姿だが、複雑な家庭環境に育ったため心が歪んでいる。
芸者をしている陸雄の姉・豊香とは男女の仲。
豊香 / 小野真弓(おのまゆみ)
さくらが里子に出された貧しい農家の養子。
陸雄の姉として育つが血のつながりはない。
奥飛騨で温泉芸者として働いている。
高倉明美 / 中澤裕子(なかざわゆうこ)
比呂人が記憶を失っている間恋仲となった、激しく愛に生きる女。
桜子の前に突然現れ、比呂人をめぐって対立する。
愛の執念の果てに比呂人に「愛の歴史ケーキ」を振舞う。
比呂人と共に無理心中した。
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