小公女セイラ
[第1話]
セイラ(志田未来)は幼い頃に母親を亡くし、実業家の父・龍之介(谷中敦)にインドで育てられた。10/16放送
龍之介はセイラに日本の高校で教育を受けさせようと、亡き妻が通っていた全寮制のミレニウス女学院に入学させる。
学院長の千恵子(樋口可南子)は寄付金の額で生徒の待遇を変えるような人物。
父親が莫大な財産を持つセイラはさっそく、高級な個室などの特別待遇を受ける。
そんなことを鼻にも掛けないセイラは学院内で多くの友達から慕われ、成績も全科目優秀。
それまで、1番だった真里亜(小島藤子)はセイラのことをよく思わない。
そんな中、セイラは夜の教室で、学院の使用人・カイト(林遣都)を見かける。
彼は黒板にシェイクスピアの作品の一節を英語で書いていて、セイラは尊敬を覚えた。
だが、彼女の姿を見たカイトは逃げるようにその場を去っていく。
しばらくして、セイラはカイトに自分の持っている本を貸してあげた。
やがて、真里亜はセイラに転入生の儀式がまだ終わっていないと告げる。
先生たちには内緒で全員分の朝食をひとりで作り、千恵子にいつもより美味しいと言わせろというものだった。
それが成功すれば、友達として認めるというのだ。
セイラが夜の厨房に忍び込むと、カイトが現れる。
カイトは手伝うと言うが、セイラはひとりでやらないといけないと言って拒否。
カイトは冷蔵庫の奥に秘密の調味料を隠してあると教える。
彼は去り際、本のお礼を言い、セイラもまた他の本も貸すと告げた。
そんなセイラにカイトは心惹かれ始めていた。
セイラの作った朝食は好評で、千恵子も「いつもより美味しい」と言って、無事に儀式はクリア。
真里亜は苦虫をかみつぶす。
何も知らない千恵子からほめられた料理人の小沼(大和田伸也)は呆然。
セイラが朝食を作ったと知った小沼は激高する。
そんなある日、セイラの16歳の誕生日パーティーが開かれることになった。
その最中、千恵子が会場に現れ、突然パーティーの中止を告げる。
院長室に呼ばれたセイラは、父親が事故で亡くなったと聞かされた。
その事故でセイラの父の会社は多額の賠償金を払うことになったという。
セイラは無一文になり、寄付金も授業料も払えないことに。
千恵子はセイラにもう生徒の資格はないから出ていけと命じる。
やがて、千恵子はセイラにそのまま学院にいさせると告げた。
だが、生徒ではなく使用人としてだという。
部屋も特別待遇の個室は取り上げられ、屋根裏部屋に移された。
セイラは小沼の下で働かされることに。
小沼はこれまでのうっぷんもあり、セイラに冷たく当たる。
セイラは隣の屋根裏部屋に住むカイトから、お疲れさまの合図として壁をノックするようにしようと提案される。
それを励みに気丈に生きようとするセイラだったが、涙を堪えきれず、1人部屋で泣いていた。
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第1話
キャスト
黒田セイラ / 志田未来(しだみらい)資産家の一人娘。
インドから亡き母親の母校に転校してきた。
父親が死んでから、人生が一変する。
三浦カイト / 林遣都(はやしけんと)
ミレニウス女学院で働く使用人。
セイラを支える。
セイラとの間に恋が・・・?
三村千恵子 / 樋口可南子(ひぐちかなこ)
ミレニウス女学院院長。
転校早々からセイラを目の敵にしている。
亜蘭由紀夫 / 田辺誠一(たなべせいいち)
ミレニウス女学院フランス語教師。
私生活は謎。
東海林まさみ / 岡本杏理(おかもとあんり)
セイラの大切な友達でクラスメイト。
セイラのファン一号を自負している。
水島かをり / 忽那汐里(くつなしおり)
セイラのクラスメイト。
クールな子で、周りに興味を持たない。
武田真里亜 / 小島藤子(こじまふじこ)
セイラが入るクラスの代表生徒。
セイラへの敵対心がメラメラ。
黒田薫子 / 黒川智花(くろかわともか)
小沼誠一郎 / 大和田伸也(おおわだしんや)
小沼日出子 / 広岡由里子(ひろおかゆりこ)
三村笑美子 / 斉藤由貴(さいとうゆき)
院長千恵子(樋口可南子)の妹。
姉には逆らえず、いつもびくびくしている。
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