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[第4話]
07/27放送

航平(竹野内豊)は紗綾(緒川たまき)が単価の安い長期入院患者を全員退院させようとしていることを知る。そんな患者の一人、のぶ子(佐々木すみ江)は夫を亡くしてから他に家族もいなく、絶対に退院しないと言っていた。航平も愛子(菅野美穂)ものぶ子の退院には反対。だが、紗綾は航平にそんなことよりも、自分の死なせた患者の娘と一緒に働く覚悟はあるのかと追及する。

そんな中、マコト(沢木ルカ)という患者が階段から落ちて、ケガをした。母親が家出してしまった彼は、退院させられないために自らわざと階段から落ちたのだ。一方、のぶ子が突然、退院すると言い出し、病院を出ていく。その頃、紗綾は母親の入院先で、もう延命治療を続けるのはやめたほうがいいと告げられていた。

航平の愛子に対する態度がそっけなくなったと聞いた七海(黒川智花)は彼を病室に呼び出した。そこにあった母娘の写真を見る航平に七海は自分の母親は大学病院に殺されたのだと言う。母親を殺した医者を訴えるために、弁護士になりたいというのだ。それを立ち聞きしていた愛子もそんな七海の気持ちを初めて知って驚く。

愛子はのぶ子がマコトを病院にいさせる代わりに、自ら退院したのだと知る。そのことを聞いた航平はのぶ子のアパートを訪ねていくが、彼女は家賃を滞納して、追い出されていた。

航平と愛子は雨の中、のぶ子を探しに行く。そこで愛子は母親を死なせた医者を訴えなかったことを後悔していると言い、もうこれ以上後悔などしたくないのだと告げた。仙道(岸部一徳)からの電話でのぶ子の亡き夫が漁師だったと知った二人は海へ向かう。案の定、のぶ子はそこにいた。一人で生きていく意味などないと言うのぶ子に、航平はいつでも自分のところに来ればいいと言って彼女の手を握る。

その後、航平はついに愛子に8年前の真実を語った。愛子が動揺していたその時、倒れたのぶ子が運ばれてくる。心停止してから長く、紗綾ももう無理だと言うが、航平は心臓マッサージを止めない。だが、その甲斐なく、のぶ子は息を引き取ってしまう。
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07/13 第2話


07/06 第1話

キャスト
森山航平 / 竹野内豊(たけのうちゆたか)
市役所職員。気さくで親切、面倒な仕事も嫌がらないと市民の間でも評判が良い。子供の頃に母親が病気になったことがきっかけで医師を目指し、大学病院の外科医に。だが、ある事件が原因で医師を辞めてしまう。
田中愛子 / 菅野美穂(かんのみほ)
看護師。早とちりで失敗も多いが、憎めない性格。やはり看護師だった母を亡くして以来、妹のために家計を支え、家事をまかなっている。勤め先の病院は莫大な赤字を抱え、経営破綻寸前だが、一人でも多くの患者を救うためなら何事もあきらめない。
遠藤紗綾 / 緒川たまき(おがわたまき)
敏腕脳外科医。莫大な赤字を抱えた病院を再生させるために派遣されてきた。とにかく金が全てで、いい治療を受けたければ、それ相応の金を積めという信念を持っている。
田中七海 / 黒川智花(くろかわともか)
愛子の妹。10歳の時に母を亡くして以来、愛子に育てられた。将来は弁護士になりたいと思っている。
原田和子 / エド・はるみ(えどはるみ)
看護師長。院長が頼りない分、実質、病院を仕切っている存在。長く勤めている病院に愛情を持っているが、再建が難しいことも重々承知している。かつて看護だった愛子の母の後輩で、愛子と七海をずっと見守ってきた。
蓮見洋治 / 陣内孝則(じんないたかのり)
副市長。市長のパートナーとして、市政の実権を握っている。一見、人が好いが、財政維持のためには違法すれすれの行為も辞さない。
仙道郁夫 / 岸部一徳(きしべいっとく)
病院の事務長。開業医の妻との間には一人息子がいたが、亡くなっている。そのことがきっかけで、夫婦ともども地域医療に貢献しようと奮闘している。
片岡庸一 / 田中実(たなかみのる)
西山室市民病院の内科医。医師としては優秀だが、現実主義な面を持ち、航平や愛子とは対立する。

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