銭ゲバ
[第4話]
風太郎(松山ケンイチ)は結婚したいという茜(木南晴夏)に自分など三國家の一員としてふさわしくないと言って出ていった。02/07放送
それからしばらくして、茜が手首を切り、風太郎は緑(ミムラ)から戻ってくるよう頼まれる。
やがて、2人の結婚も決まった。
そんなある日、風太郎が三國家に帰ってくると、健蔵(椎名桔平)が緑(ミムラ)たちと談笑していた。
その夜、健蔵は風太郎の部屋にに泊まると言う。
健蔵は2人で三國家の財産を奪ってやろうと言うが、風太郎は札束を投げつけて拒否した。
その頃、春子(志保)は地面から携帯の音が鳴るのを聞いた。
彼女はそこを掘り返し、人の手を見つけて驚く。
風太郎がいつもの定食屋の前を通ると、彼にそっくりな息子・真一(松山ケンイチ・二役)がいた。
真一はビジネスを始めるからと言って、両親に金を無心していた。
彼が帰った後、風太郎が店に入っていくと、店主夫妻は息子の愚痴を言いながらも世の中は金じゃないと言う。
そんな彼らを試すため、風太郎は帰り際、店先に札束の入った封筒を置いていく。
金じゃないなどと言いながらも、着服するに違いないと考えたのだ。
だが、それを見つけた由香(石橋杏奈)は警官に届け、風太郎は驚く。
一方、三國家の庭に遺体が埋まっていると、何者かから警察に通報が入った。
捜査にやってきた荻野(宮川大輔)は風太郎を疑う。
だが、その場所を掘り起こしても遺体は出てこなかった。
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第1話
派遣社員としてとある町の工場で黙々と働いている男。
少年時代に病弱な母親と2人で、貧しい生活ではあるものの幸せに暮らしていた風太郎は、
あることをきっかけに異常なほど“金”に執着するようになった。
彼をここまで金に生きる男にしてしまったある出来事とは一体…。
普段は家事手伝いをしている社長令嬢の女。三國造船を経営する父親に反発し、
一日でも早く家を出たいと考えてはいるがなかなか踏ん切りがつかないでいる。
風太郎とは同級生で、学生の頃から貧乏な風太郎に対しても何の偏見も持たずに接してくれた為、
風太郎はこの緑に憧れを持っている。
三國緑の妹で普段は車椅子生活をしている。
車椅子というハンデを抱えているからか、物静かな性格でほとんど外出もせず家の中に閉じこもっている。
三國造船で働く風太郎に、自分と同じ孤独さを感じた青は、風太郎に惹かれていくのであった。
風太郎が10歳の時に蒸発したダメダメな父親。
現在はまともな職に就いておらず、住む所もない為ホームレスとして毎日を送っている。
風太郎とは親子関係にありながらも金をもらおうと息子をたかる日々が続く。
ある日を境に風太郎が金に執着するようになったのも、どうやらこの父親の存在が関係しているようだ。
風太郎の母だが、13年前家にお金がなくてろくに治療を受けられなかったことから手遅れになり亡くなった。
お金がないことを理由に命が失われたことに風太郎は恨みを持っている。
保彦の妻として、食堂伊豆屋の切り盛りをしている優しき女性。
面倒見がよく、風太郎の面倒もよく見ている。
妻の祥子と共に食堂伊豆屋を経営する男。
食堂伊豆屋は風太郎が唯一の隠れ場としている場所で祥子が風太郎の世話をするのを優しく見守っている。
保彦の姪で食堂伊豆屋でお手伝いしている純粋な性格の女の子。
どうやら食堂によく出入りする風太郎に興味津々なようで、
風太郎を見かけてはいつも質問ばかりしている。
10年前に弟を殺害した犯人を今でも追っている刑事。
今ではその犯人が風太郎であることを確信し、いつかその正体を現さないかと狙いを定めている。
荻野聡とともに10年前の事件捜査に協力している刑事の男。
保彦の妹で普段は食堂伊豆屋で兄夫婦と共に働いている。
彼女もまた足しげく食堂に通う風太郎を不思議に思っている。
三國家の家政婦として働いている女。
家政婦という仕事柄、三國家のなんらかの秘密を隠し持っているかもしれない。
緑と茜の父親で三國造船を経営している男。
毎日仕事に追われている為、家のことは全て家政婦の桑田晴子に全てを任せている。
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