瑛太､父を亡くした自身と重なる役…｢それでも､生きてゆく｣で渾身の演技

(06/17)

瑛太が都内でフジテレビ系主演連続ドラマ「それでも、生きてゆく」の製作発表に満島ひかりと共に出席した。
瑛太が演じる主人公は、友人に妹を殺され自分を責めながら生きている中加害者の妹と出会ってしまう…という役どころ。

今年2月に実父を亡くした瑛太。この役について「悲しみを背負った人にも伝えられるものがあると信じている。生きていれば、必ず何か良いことがある。人が寄ってきてくれて、何かつながるものが必ずあるんだって伝えたい」と語る姿は、作品と自分自身を重ねているようでもあった。

殺人を犯した少年の妹役を演じる満島ひかりは、「人生に誠実に向き合っている人の姿を伝えられれば」とコメントしている。また映画でも共演経験のある瑛太について、「うけるんです。個人的に面白くて本番でも(笑いを)抑えられないことが多い。とてもすてきで無垢。生まれたてみたいな純粋な顔をしてお芝居をするのがすてき」と満島なりの言葉で絶賛した。

主人公・洋貴の中学時代の友人でその妹を殺害し、現在は名前を変えて社会復帰した健二役を演じるのはジャニーズJrの風間俊介、また洋貴の弟・耕平役は田中圭。田中圭は満島ひかりとは「おひさま」でのダブル共演となる。
また殺害された少女と洋貴、耕平の母親役の大竹しのぶも会見に出席した。

重いテーマの社会派作品となるが、それだけに演技派揃いの面々の共演には注目が集まりそうだ。瑛太が演じる渾身のテーマを感じ取れるドラマとなるだろう。