「月恋」こと「月の恋人」の主人公は「嫌なヤツ」!!上海で記者会見開催!!

(04/03)

SMAPの木村拓哉主演のフジテレビ系月9ドラマ「月の恋人～Moon Lovers～」､通称「月恋」に期待が集まっている｡

中国・上海ロケでクランクインし4日、同市内で木村、篠原涼子、リン・チーリン、松田翔太、北川景子の主要キャスト5人の会見が開かれた。

木村の10年ぶりの本格的ラブストーリーとして話題の本作｡
その主人公の人柄については､
「今まで（俳優として）出会ったことのない“ちょいちょい嫌な奴”」と、演じる役柄を楽しそうに明かしている。

高層ビルが林立し、5月1日の上海万国博覧会開幕を目前に控え、活気あふれる上海で、収録は２日にスタート。
3、4日は市中心部を流れる揚子江の支流・黄浦江を望むレストランで、木村演じるインテリア家具店社長葉月蓮介・篠原演じるインテリアデザイナー二宮真絵美・チーリン演じるリュウ・シュウメイの3人が食事をするシーンなどが撮影された。

「ちょいちょい嫌な奴」とは、蓮介が冷徹にビジネスを展開、真絵美、シュウメイ、北川演じるカリスマモデル大貫柚月の気持ちを翻弄する「いわば初のヒール（悪役）」だからだ。
木村は「ああ嫌な奴だな…と思う時がある」と苦笑い｡

「卑劣、ひきょうなところもある」と語る一方で、人間的魅力も表現しなくてはならず「ト書きやセリフをヒントにあぶり出していかないと中途半端になる」と難しさも告白した。

主人公が悪役とは､名作に何かとあてはまる条件のようなものではないだろうか｡
この主人公に引き込まれる日をわくわくして視聴者は待っている｡