「アイリス」をめぐってTBSが韓国企業に訴えられる!!TBSの反応は…
(04/28)
TBSでスタートしたイ・ビョンホン主演の韓流ドラマ「アイリス」。
しかし第2話放送目前となって、思わぬ問題が生じているようだ。

作品の権利を持つと主張する韓国の会社がTBSにドラマの放送中止の仮処分を申請したのだ。

仮処分は、アインスエムアンドエムという会社が3月に東京地裁に申請したもの。

アインス社の代理人によると、同社の前身会社のアインスインターナショナルは昨年1月、2005年から構想されていた「アイリス」の企画と台本の権利を持っていたテウォンエンターテインメントを会社ごと買収。

しかしテウォン社の大株主だったプロデューサーのチョン・テウォン氏は、テウォン社と同じ名前の会社を立ち上げ、「アイリス」の制作を開始した。

アインス社はチョン氏とテウォン社を相手に、ソウル中央地方法院に複製配布禁止の仮処分を申請したが、ドラマは昨年10月からKBSで放送開始。
申請は認められても、放送は続けられたのだ。

日本では今年3月にTBSがCSで、今月21日に地上波でも放送開始。
TBSの石原俊爾社長は「4年前の企画段階からかかわってきた」と明言しており、放送開始前から自社番組内で積極的にプロモーションを展開。

アインス社の代理人は「企画段階からかかわっていたというなら、TBSはテウォン社に権利がないことを知らないはずはない。コンプライアンスの観点からも問題だ」と発言。

チョン氏は今月13日、ソウル地検から著作権法違反で在宅起訴され、事態はますます泥沼化している模様。

韓国企業同士の著作権問題にTBSが巻き込まれた形ではあるが、TBS側に著作権の問題意識があったかどうかが注目の点だ。

TBS広報部は「こうした問題は権利元が処理する契約をしています。しかし、TBSを相手に日本国内で訴訟が起こされ、遺憾に思っております」とのこと。

あすの第2回放送前に、ゴタゴタは続いている…。

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