【追悼ﾊﾟｸ･ﾖﾝﾊ】名作「冬のソナタ」での姿を振り返る

(07/02)

先日､32歳という若さで自らの命を絶った俳優兼歌手のパク・ヨンハ｡
彼を韓流トップスターにしたドラマは言わずと知れた韓国ドラマ「冬のソナタ」｡
日本での放送は2003年4月にスタートしたNHKBS2で放送だった。

その反響のあまりの高さに、NHKでは土曜夜11時枠のNHK総合（地上波）での放送に踏み切り、
最終回では20％を軽く超える高視聴率をたたき出した｡日本に一躍韓流ブームを築いドラマだ。

「冬のソナタ」第1話は出演陣の高校時代を描いている部分で、ユジンとサンヒョクの絡みのシーンも多い。
パク・ヨンハの爽やかな笑顔がたっぷり見ることが出来る､今では貴重な映像となってしまった｡

ドラマの中のパク・ヨンハもまた家族思いの優しい青年。
今回のパク・ヨンハの自殺の原因のひとつは、末期のがんに侵された父親を思いやってのことだとされている。
悲しすぎる人生の最後の選択だったとはいえ､ドラマの中の家族思いのサンヒョクと重なって見える。

今となってはもうパク・ヨンハの新作を見ることは出来ない｡
もう一度「冬のソナタ」で、俳優パク・ヨンハを偲んでみるのもいいかもしれない。

2日､午前6時ごろ行われた告別式には、韓国芸能界はもとより日本からも多くのファンが駆けつけた。

多くの感動を与えてくれたパク・ヨンハさんのご冥福を再度､お祈りします｡