SPドラマ「目線」、仲間由紀恵が本格サスペンスに挑む!!キャラは「TRICK」と真逆!?
(10/04)
女優仲間由紀恵が初の本格サスペンス主演で新境地の役どころに挑むことが明らかになった。その役柄とは、フジテレビで12月放送予定の2時間ドラマ「目線」で、足が不自由で感情を表に出さない令嬢役。

当たり役となった「TRICK」シリーズ等とは正反対のキャラクターと言えそうだ。
さらに全編車椅子に乗っての演技で、撮影を終え「とても難しく新鮮だった」とコメントした。

物語はセレブ一家・堂島家が舞台。一族や使用人が続々と謎の死を遂げていく。
そしてガレージで首をつっている運転手(きたろう)の死体が見つかり、一連の犯行を悔やんでの自殺と断定されるが、のちに高度なトリックと真相が判明する…というストーリー。

仲間演じるあかりは堂島家の三女でイラストレーター。幼少のころの事故がきっかけで車椅子生活を送っている。
ほがらかな振る舞いではあるが裏で心に深い陰を持ち、本心を見せないミステリアスな人物だ。
「本音をできるだけ出さないように、でも心の闇は出さなければいけないというバランスが難しかった」と仲間は語っている。

「TRICK」で演じた山田奈緒子はかなりコミカルなキャラクター。
仲間のハマりぶりで出世作となり、開花したキャラは「ごくせん」シリーズなどにつながっていった。

初主演の2時間サスペンスドラマの役どころは、それらとは真逆のようだ。
「深窓の令嬢なので髪の毛も巻き髪だったり、とても新鮮でした」とのこと。
プロデューサーは「この役には清潔感、透明感、上品であることが必要。仲間さん以外には考えられなかった」と起用について語った。

「人生で初めて乗った」という車椅子での熱演も見どころ。

収録には、細川家第16代の細川護立侯爵により1936年に建てられ、東京都の有形文化財に指定されている豪邸「和敬塾本館」を使用したという。
美術スタッフが豪勢な装飾を施しゴージャスな大邸宅に変身した。

原作は、60歳で作家デビューし、「氷の華」が35万部を売り上げた天野節子氏の最新作。ドラマ化をめぐり民放各局で争奪戦が繰り広げられていた作品だ。

コミカル女王が挑む「令嬢」役、サスペンスの世界でもハマり役となることができるだろうか。
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