ニコルの母親キム・シャーリーがDSPメディアに反論! でも強くは言えない裏事情!?
(01/20)
1月19日にKARAのハン・スンヨン、ニコル、カン・ジヨンの3人が所属事務所DSPメディアに契約解除の通告をした騒動で一夜明けた20日未明、ニコルの母親キム・シャーリーさんが自身のTwitterで事務所側の主張に対し反論するコメントをアップした。

事務所側が、金銭面においても待遇面においてもKARAメンバーに優遇してきたと述べたことに関して、
「金のために子どもの人生を賭ける親はいません。子どもが血の汗で作った今日の栄光を自らの手で金のために壊す親はいません。子どもたちは夢を見て血の出る努力でいまここまでやってきました。」
とツイート。

KARAは2010年、日本だけで約180億ウォン(約13億円)の収益をあげたとされる。
だが、昨年12月に彼女たちが手にした給料は僅か22万円。
全収益のうち、メンバーに行き届く額は1%にも満たない。それににしても少なすぎである。

このような経緯があり、一部メンバーの親が不服に感じて契約解除通告を行ったと報道がなされたが、ニコルの母キム・シャーリーは苦渋の選択だったことを前面に主張。

「いままで流した血の汗を後にしてこういう状況を選択しなければならなかった現実、今後も越えなければならない山が私たちの前にあります。知りながらも選択しなければなりませんでした。愛する娘たちですから。ありのままをお見せするでしょう。ありのままを話すでしょう。偽りにひざまずきません」

もはや事務所側との和解は絶望的な状況だ。
とはいえ、ニコルの母親は、KARAが大ブレイクしたことに対する恩恵を忘れてはならない立場の人物でもある。

キム・シャーリーは韓国・ソウル市内宣陵(ソンルン)駅近くで「レッドキッチン」という名のバーレストランを経営している。
KARAの知名度が向上した後は"ファンの聖地"として多くの観光客が訪れるスポットとなりお店は大繁盛。

店の壁にはKARAのサイン入りポスターやファンからのメッセージが所狭しと飾られており、寄宿舎で暮らすニコルが自分で作っていた料理を母親が教わって売っているというツナおにぎりなど、ファンにはたまらないメニューも揃っている。

『リアルライブ』では、
「KARA人気で日本の旅番組や観光客が大挙して来店し大もうけしている。事務所側の非は大きいが、まったく悪いわけではないから泥沼化は避けられない」(韓国の芸能界に詳しい芸能記者)
と細かい事情を説明。
ハン・スンヨン、カン・ジヨンに比べると、多少立場が弱いのは否めないといったところか。

ちなみにキム・シャーリーは、KARAの大ファンである劇団ひとりの名前も熟知するほど、娘ニコルの活動を温かく見守っているという。
KARA人気が高まると共に店の賑わいもうなぎ登りだった「レッドキッチン」。
"KARA"ファンの聖地として、ニコルにも勿論スンヨン・ジヨンにもグループに留まっていて欲しいというのが、お店に集うファン達の願いであろう。
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