トニー賞受賞女優、スキー事故により死去

★トニー賞受賞女優、スキー事故により死去(2009/03/20)

「メイド・イン・マンハッタン」(02)や「いつか眠りにつく前に」(07)などの映画に出演し、舞台でもトニー賞を受賞するなどの活躍をしていたイギリス出身の女優ナターシャ・リチャードソンが、スキー中に転倒しできた脳の損傷から、18日亡くなった。彼女は16日、カナダにあるモン・トレンブラン・リゾートの初心者向けコースで、スキーの個人レッスンを受けている最中に転倒したという。転倒直後は問題なかったそうだが、1時間ほどしてから激しい頭痛を訴え始め、地元の病院からモントリオールの病院に搬送されたところ、生死に関わる損傷を脳に受けていることが発見された。17日、ニューヨークのレノックス・ヒル病院へ搬送され、夫であるアカデミー俳優リチャード・ニーソンと、2人の息子を含む近親者が容態を見守っていたが、18日、ついに息を引き取ったという。彼女は今後も舞台などの活動が期待されていたため、実に残念な結果となってしまった。