★マイケル・ジャクソンとヒース・レジャーの死因にまつわる共通点(2009/07/02)

世界中のファンに悲しまれながらこの世を去ったマイケル・ジャクソン。彼の死因は処方箋の過剰摂取だとほぼ断定されている。英紙「Sun」は通称Vikesと呼ばれる麻酔鎮痛薬"Vicodin(ヴィコディン)"を、マイケルは1日に40錠も飲んでいたと報じた。
 映画「ダークナイト」でジョーカーを演じた俳優の故ヒース・レジャーも同様の処方箋の過剰摂取により死亡したとされている。この薬はモルヒネやヘロインと同様、脳に作用しアメリカではコカインやエクスタシーの代用ドラッグとして用いられており、使用者は200万人とも言われている。これらの薬は処方箋が必要かつ服用には十分な注意が必要。ところが多くのインターネット販売業者が簡単に販売しており、利用は個人の管理に任せられているのが現状で、非常に危険視されている。
 マイケルの弁護士ブライアン・オックスマン氏は英「Sun」紙に対して、「彼はこうした薬を求めるときは"オマール・アダムス"という名を使っていた。裁判などで不安と緊張を感じるときは、"Vicodin"を1日に40錠飲んでいたこともある。もしかしたら晩年はその使用量は増えていたかもしれない」と語っている。

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