中日ブランコ　チームのピンチを救う同点適時打と本塁打の大活躍

22日に行われた中日対ヤクルト戦。この日ドミニカ生まれの大砲、中日のブランコがチームをピンチから救う大活躍を見せた。

ヤクルト飯原のソロ本塁打によって先制点を奪われた四回裏、中日の攻撃。
第一打者の森野が二塁打でチャンスを作ると、低めのシュートを中堅左に打ち返し同点のタイムリー。
9日の巨人戦以来、11試合ぶりのタイムリーですぐさま失点を奪い返す。
そしてこの回、二死三塁からの捕逸で勝ち越しの1点を追加。一度は傾きかけた中日を完全に立て直した。

しかしブランコの勢いは止まらない。八回裏には113キロのカーブを引き付け、ダメ押しに1週間ぶりの6号ソロを放つ。
ヤクルトを引き離した中日は3-1でこの試合に勝利した。

この試合、タイムリーだけでは帰れない理由があった。
実はこの日は次男ペドロ君の3歳の誕生日。
「ホームランを打って来てと言われた。約束を果たせて良かった」と、しっかり息子との約束を守ったことを笑顔で語っていたことが毎日新聞によって報じられている。
復調の兆しを豪快に見せ付けてくれたブランコ。練習熱心な彼の性格を考えると、今後の活躍にますます期待が持てそうだ。

(2010年4月23日)

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