アジア2008、誤審で西武初戦を落とす! 決勝進出に暗雲か!?
巨人との日本シリーズで死闘を制した埼玉西武ライオンズが13日、東京ドームで行われたプロ野球のアジア王者を決める戦い「アジアシリーズ2008」の初戦・SK戦に挑んだ。

問題の場面は日本1点リードの二回に訪れた。
打席には先頭打者の朴栽弘(パク・チェホン)。
西武先発の帆足から放った打球は、勢いこそあったものの左翼ポールの左側を通過し、ファウルゾーンに飛び込んだ。
振り急いでなければ間違いなく一発を浴びていたであろう冷や冷やな一球。

すると次の瞬間、台湾の紀球審は右手をグルグル回して本塁打であることを宣言。
その球審のジャッジを見るなり、先程まで迷いなくファールのジェスチャーをしていた中国の李三塁塁審も右手をグルグル回し始めた。

誰が見てもポール左側を通過したことが明らかな打球だ。
これにはさすがの渡辺監督もベンチを飛び出し審判団に詰め寄る。
過去に3年間台湾球界に在籍していた渡辺監督は通訳を通すことなく得意の中国語で「何で判定が覆ったんだ」と紀球審に対し、5分間まくし立てた。

それでも結局、結果が覆ることはなく本塁打扱い。
これで流れを掴み損ねたのか、韓国代表の先発・金広鉉(キム・グァンヒョン)を4回2/3でKOさせるものの、中継ぎ3投手からは一本も安打を放つことができなかった。

結果1点差に泣き、西武は3-4でSKに敗れ、大事な初戦を白星の飾ることができなかった。

試合後のインタビューで渡辺監督は、
「球審も二塁塁審も昔からよく知っているアンパイア。オレが台湾にいた頃は若手だったけど、技術は全く進歩していない」と痛烈に審判技術を批判した。

それにしても日本シリーズのような気迫がいまひとつ感じられないのはどうしてだろう。

日本シリーズから来る疲労やケガ人の続出。さらには対戦相手の研究不足など敗因はいくつも考えられるのだが、そこは日本一となったチームだけに、何とか踏ん張って頑張ってもらいたいものである。

まずは今後の戦いで決勝を目指す。
(2008年11月14日)
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