WBC日本、キューバ完全攻略で4強王手! 次戦は三度目宿敵・韓国
蘇った日本がキューバを完全攻略!
WBC日本代表は第2ラウンド初戦となるキューバ戦に挑み、
6-0と快勝。
良い意味で期待を裏切る結果となった。

キューバの先発は最速164キロを誇る21歳のエース・チャップマン。
日本国内ではなかなか味わえない160キロオーバーの投球に苦戦が予想されていたが、
フタを開けてみれば荒い投球が日本にとっては好都合となった。

序盤からコントロールの定まらないチャップマンは四球を連発。
二回までに3回の四球。
さらに三回には、日本に連打を許し満塁となった時点で降板。

日本は苦しむことなく相手のエースを粉砕。
ここからは日本が完全にペースを握った。

キューバ2番手の暴投で先制すると、
青木の中前適時打、村田の左犠飛と続きこの回だけで3点を獲得。
四回には城島の右二塁打、岩村の二塁内野安打で一死一、三塁の場面にイチローが登場。
安打こそ出なかったものの内野ゴロの間に1点を追加。

これでも勢いの止まらない日本は、五回にも内川の中前適時打で1点をさらに追加。

投手陣も打撃陣の活躍に応え、
先発・松坂は6回を86球、5安打無失点、無四球8奪三振と好投。
そのあとを引き継いだリリーフ陣・岩隈、馬原、藤川も完璧な投球を見せ、
強力キューバ打線を完封。

終わってみれば6-0の文句なし快勝。
日本はWBC4強に大手をかけた。

しかし、日本の負けられない戦いはまだまだ続く。
次戦は今大会で3度目の対戦となる韓国。
ここまで1勝1敗と両者譲らぬ状況だ。

果たして前回の敗戦の借りを返し準決勝に駒を進めることができるのか。
第2ラウンド第2戦の韓国戦は、日本時間の明日18日に行われる。


(2009年3月17日)
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