巨人の新外国人･アルバラデホが守護神に名乗りも､コーチは太りすぎを心配!?

巨人の新外国人､ジョナサン･アルバラデホ投手が3日､今キャンプ初めてのブルペン入り｡
原監督が見守る中､スライダーやツーシームなど44球を披露した｡

昨季､ヤンキース傘下の3Aで43セーブをマークしたアルバラデホ｡
196センチの長身から投げ下ろされるボールはどれも迫力があり､
｢球に角度もスピードもある｡スライダーは非常に武器になるでしょう｣(スポーツ報知より)
と原監督も高く評価した｡

しかし､不安材料もある｡

この日､公称118キロとされていた体重が､実は現在126キロであることが判明｡
オフの間に好物の米と豆を食べ増量してしまったという｡

昨季､先発の柱として考えていたゴンザレス投手が太りすぎでスランプに陥るという苦い経験を味わった巨人｡
それだけに､川口投手総合コーチは､
｢もう少し絞ったほうがいいかな｣(スポニチアネックスより)
と球界最重量の巨体に心配顔｡

しかし本人は､
｢去年は104キロで結果が出なかったので､122キロぐらいにしようと考えている｡少し落とすぐらい｣(同)
とさほど気にしていない様子だ｡

現時点では今季の起用法が決まっていないアルバラデホだが､
｢もちろんそのつもり(抑え)で練習している｣(同)
と退団したクルーン投手に代わる守護神に意欲十分｡
守備練習では巨体からは想像できない俊敏な動きと器用なグラブさばきを披露など､首脳陣へのアピールも上々だ｡

昨季はクルーンの乱調もあり､シーズン終盤に失速した巨人｡
アルバラデホが減量し本来の姿を取り戻すことができれば､王者奪回への大きな戦力となりそうだ｡

(2011年2月4日)

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