中日の新外国人･グスマンが開幕4番に名乗り!! 連日の一発に他球団も警戒!!

中日の新外国人選手､ジョエル･グスマン外野手が23日､韓国･LGとの練習試合に｢4番･一塁｣で先発出場｡
四回に右中間へ特大のソロ本塁打を放ち､ケタ違いのパワーを見せ付けた｡

前日､韓国･ハンファとの練習試合で来日第1号を放ったグスマン｡
その時はカーブにタイミングを外されながらの一発だったが､この日は高めの直球をジャストミート｡
文句なし一発に本人も､
｢昨日よりもいい手応えだった｡自分はパワーがあるから､コンタクトの瞬間にホームランだと確信できたよ｣(スポニチアネックスより)
と上機嫌だ｡

悲願の日本一に向け､得点力不足が大きな課題となっている中日｡
昨季2Aで本塁打王を獲得したグスマンへの期待は大きい｡

首脳陣はここまで4戦行われた実戦全てでグスマンを4番で起用｡
森ヘッドコーチは､
｢飛ばす力はブランコより上｣(スポーツ報知より)
と2009年の本塁打王を引き合いに出し､そのパワーを絶賛している｡

しかし､グスマンの魅力はパワーだけではない｡

｢内に来れば引っ張るけど､外に来ればその方向に打ち返すだけ｣(スポニチアネックスより)
と話しているように､広角へ打ち分ける技術も高く､巨人･樽見スコアラーは､
｢反対方向にも打てるポイントを持っているし､飛ばないボール(統一球)も関係ないみたいだね｣(同)
とライバル球団の新助っ人に早くも警戒を強めている｡

当初は森野､和田､ブランコに続く6番打者としての起用が予想されていたグスマン｡
しかし､今後も持ち前のパワーと技術をアピールできれば､開幕4番の可能性もありそうだ｡

(2011年2月24日)

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