日本ハム･斎藤佑樹には手術が必要な持病がある!? 首脳陣が不安視するその病とは!?

3日に行われた楽天との慈善試合(札幌ドーム)で､5回8安打3失点ながら粘りの投球でチームを勝利に導いた日本ハム･斎藤佑樹投手｡
3度目の先発で初めて勝利投手となり､試合後は､
｢納得いく投球ではなかったけど､二回以降は立ち直れたかなと思います｣(サンケイスポーツより)
と安堵の表情を浮かべた｡

しかし､首脳陣は斎藤に大きな不安を感じているという｡

その原因の一つが"球威不足"｡
この日も最速は143キロ止まりで､相手打者が直球に空振りするシーンはほとんど見られなかった｡

東日本大震災前には､ヤクルト前監督で日本ハム前GMの高田繁氏が､
｢斎藤佑は札幌ドームでデビューさせた方がいいんじゃないか｣(日刊ゲンダイより)
と梨田監督にアドバイス｡
当初､斎藤は3月30日の東京ドームでのオリックス戦に先発予定だった｡
しかし"球威不足"を心配した高田氏は､東京ドームよりも広くホームランの出難い札幌ドームでの先発を提案したようだ｡

結局､開幕延期が決定したことで東京ドームでのデビューは無くなったが､先発する球場に気を使うほど斎藤の"球威不足"は深刻だということが分かる｡

さらに､首脳陣を不安にさせているのが斎藤の"持病"だという｡

キャンプ中､腹痛を訴え練習を早退したことがあった斎藤｡
その時は過労とストレスによるものだと報じられ､翌日には元気な姿を見せた｡
しかしある放送関係者によると､実は現在も腹痛は完治していないのだという｡

｢沖縄の病院での治療はあくまで応急措置｡斎藤の腹のできものは､腹の中に袋のようなものができていて､そこに膿(うみ)がたまっていた｡なんでも中指の第1関節の先くらい､大量の膿が出たそうですが､根本的に治そうと思ったら､腹を切開して袋ごと取り出すしかないというのです｡疲れやストレスが原因で同様に膿がたまるらしく､公式戦が始まって結果が伴わないようだと､再び似たような症状に襲われる可能性もあります｣(同)

現在のところ､先発5番手として開幕ローテーション入りが有力視されている斎藤｡
注目度が高いだけに､結果を残せなければ容赦ないバッシングが待っているだろう｡

果たして斎藤は､"球威不足"といつ再発するか分からない"持病"を抱えながら､満足いく投球を見せることはできるだろうか｡

(2011年4月10日)

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