日本シリーズ第3戦直前! 第1・2戦プレイバック!
一進一退の日本シリーズ・巨人対西武戦を振り返る。
まずは1日、東京ドームで行われた第1戦。超満員4万4757人が押しかけた東京ドームは西武のエースの投球に悲鳴を上げた。

埼玉西武の先発はチームを引っ張ってきたエース涌井秀章投手(22)。
初回から球が走っていた涌井は八回を1安打8奪三振と好投。
打撃陣もなんとか巨人の1点を上回る2点をもぎ取り、西武が2-1で勝利。エースの意地で渡辺監督率いる新生・埼玉西武が先制した。
「きょうは全国放送だったので頑張っちゃいました。1点勝負の試合で理想のピッチングができました。緊張もしなかったです」と試合後、意気揚々と語るエースを中心に西武が一気に勝ち星を重ねると思われていた。

ところが昨年4連敗した日本シリーズの再現だけはなんとか避けたい巨人も第2戦で“らしさ”を見せた。

まず巨人は二回、先頭の李承ヨプが四球で出塁すると谷が死球で無死一、二塁とチャンスが広がる。
そこで原監督は続く坂本に送りバントの指示。見事にバントを決めランナーを進めると続く鶴岡の犠飛で巨人が1点を先制した。
今季の巨人に目立った“つなぐ野球”が日本シリーズにも現れた瞬間だ。

しかしすぐさま西武も反撃。四回、先頭の片岡がレフトへの二塁打で出塁すると栗山が送りバントを決める。
このチャンスに打席に立った3番・中島が左翼席へ本塁打を放ち、2-1と逆転した。
まさか今年も…。巨人ファンに嫌な雰囲気が流れる。

それでも巨人は六回、先頭の坂本が西武2番手・大沼から右前安打を放ち出塁。すると先制点をあげた鶴岡がバントで走者を送り一死二塁。
ここでも亀井がファール線ギリギリの右前へ適時打を放ち、見事2-2の同点に追いついた。

そこからは互いに一歩も譲らぬ投手戦。延長線に突入するものと思われていた。
そして迎えた九回。突如眠れる主砲が目を覚ます。
バッターボックスには日本シリーズ突入から調子の上がらない4番ラミレス。

すると西武5番手・岡本真の甘く入った球を見事バックスタンド左横に叩き込むサヨナラ本塁打を放ち、巨人が西武にリベンジを果たした。

これで対戦成績を1勝1敗とした両チーム。昨年とは全く違った盛り上がりを見せる日本シリーズ。

休養日を1日はさんだ本日4日が今後を占う第3戦。
巨人の本拠地・東京ドームから、西武の本拠地・西武ドームに舞台を移してのこの試合には一体どんな展開が待ち受けているのか。

野球界の歴史に残る名勝負を見逃すな。
(2008年11月4日)
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