中日､打線爆発で3連勝! 首位ヤクルトと1差で逆転V見えた!

【中日 6-4 広島ナゴヤドーム】
中日は4日､本拠地での広島戦に6-4で逆転勝ち｡
3連勝で､ついに首位ヤクルトとのゲーム差を1とした｡

この日の中日は､チーム打率.230､380得点とともに12球団最下位の打線が爆発｡
3点を追う二回､和田の中前適時打などで2点を返し､三回にはブランコの適時二塁打で同点｡
再び1点を追う形になった六回には､和田､平田の連続適時打で3点を奪い逆転に成功した｡

八､九回は浅尾､岩瀬とつなぐ磐石のリレーで広島打線をシャットアウト｡
11安打6得点と爆発した打線の活躍で3連勝し､貯金は今季最多の13｡
最大10ゲーム離されていた首位ヤクルトに､ついに1ゲーム差にまで迫った｡

この日､1500試合出場を達成した和田は､
｢こんな成績で使ってもらっているので､結果を残すしかない｡一時期のひどい状況よりは､調子が上がってきているかな｣(スポニチアネックスより)
とコメント｡
開幕から不調に苦しみ2軍落ちも経験したが､ここに来て2試合連続猛打賞と復調の気配を見せている｡
チーム打率､得点が12球団最下位のチームにとって､主砲の復調は心強いだろう｡

また､4試合連続打点をマークした平田はお立ち台で､
｢ドラゴンズは2位を狙っているわけじゃない｡優勝を狙っているので､残り全部勝って､リーグ優勝して､クライマックスシリーズ(CS)に臨もうと思います｣(サンケイスポーツより)
と力強く宣言｡
選手たちの頼もしい姿に落合監督も､
｢相変わらず動きがいい｡このままでいいと思う｣(同)
と満足そうな表情を浮かべた｡

大事な13連戦の初戦を取り､勢いに乗る中日｡
球団史上初となるリーグ連覇が現実味を帯びてきた｡

(2011年10月5日)

その他のBASEBALLニュース