レイズ･松井が早くも3A合流へ! マイナーでは異例のグッズ販売決定か!?

米大リーグのレイズとマイナー契約を結んだ松井秀喜外野手が､15日(日本時間16日)にノースカロライナ州を本拠とする3Aダーラムに合流することが分かった｡

松井は今月1日にレイズの一員となり､フロリダ州ポートシャーロットの球団施設で練習を開始｡
実戦から遠ざかっていたためコンディションが心配されたが､ここまで練習試合では4試合で18打数8安打､打率.444｡
4試合目には待望の本塁打も放ち､
｢ゲーム､投手に対する慣れが少しずつ出てきた｡野球をやる形になってきている｣(ニッカンスポーツより)
と手応えを口にしていた｡

この日は休日を返上してグラウンドに姿を見せ､打撃練習やダッシュなど､約1時間半に渡ってみっちりトレーニング｡
｢体はまったく問題ない｡あとは､その中で自分がどういうプレーができるか｡ここでちゃんとトレーニングしたことをいい形で出したい｣(サンケイスポーツより)
と晴れやかな表情を見せ､次なるステップへ向けて荷物を整理した｡

2009年にワールドシリーズMVPを獲得したスター選手を迎えるため､ダーラムでは公式ホームページのトップページに松井の写真を掲載｡
｢松井が早ければ火曜日に合流する｣と書かれた見出しをクリックすると､チケット販売情報のページへ移行するようになっており､絶大な人気と知名度への期待の大きさが伺える｡

また､ダーラムでマーケティング部長兼広報を務めるスコット･カーター氏は､
｢ダーラムに合流して正式にチームの一員となった時に､Tシャツなどの松井グッズを販売する計画を進めている｣(スポニチアネックスより)
とコメント｡
選手の入れ替わりが激しいマイナーリーグで個人のグッズが発売されるのは異例だ｡

レイズはメジャー昇格の時期やめどは示していないが､こうした歓迎は期待の表れ｡
チームは現在ア･リーグ東地区2位につけているが､野手にケガ人が続出していることもあり､3Aでしっかりと結果を残すことができれば早期昇格の可能性もありそうだ｡

(2012年5月15日)

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