09年ドラフト会議にファンを招待!?

社団法人日本野球機構は3日、今年のプロ野球ドラフト会議について、会場に1000人のプロ野球ファンを招待すると発表した。

史上初の試みで、歴史と伝統あるプロ野球をより開かれたものにし、ファンに夢を与えるためとしている。

都内で行ったドラフト会議開催要項の記者発表には、加藤良三･日本プロ野球組織コミッショナーと王貞治･コミッショナー特別顧問、今年からドラフト会議の協賛企業となった東芝の前田義廣･副社長らが出席。

加藤コミッショナーは

「1000人のファンの方々を会場に招いて、歴史的な瞬間に立ち会って頂く事になりました」

とアピール。

選手たちに向け

「是非、われわれとともに大切な日本の宝、日本の文化の担い手として1人でも多くプロへの道を歩んで行く事を期待しています」

と、強い期待感を示した。

ファンを招待することに王特別顧問は

「なぜ今までこのような話が出なかったのかな。ファンあってのプロ野球ですので、すごくいいアイデアではないかな」

と印象を語った。

このほか、抽選箱を中身が見えない箱から半透明で中が見える箱に変更し、視覚的な演出を高める。

今年のドラフト会議は10月29日（木）午後4時からグランドプリンスホテル新高輪で開催。

ファン招待の応募は9月7日に設けるNPBオフィシャルサイトの特設ページの応募フォームから。

(2009年9月6日)

その他のBASEBALLニュース