ユウイチが大活躍ヤクルトが5連勝!!

27日に行われたヤクルト-横浜戦(神宮球場)

ヤクルトが横浜を3-1で下して5連勝、3位を守った。

先発の石川は完投で11勝目。横浜は4連敗。

劣勢ムードを振り払った。0-1で迎えた三回二死一、二塁。「3番･一塁」で先発したユウイチが、右翼フェンス直撃の同点適時打を放った。

「チャンスだったので、甘めに来たボールは思い切っていこうと決めていた。序盤に追いつきたかったので、ランナーをかえせてよかった」

とコメントしたユウイチは、三浦の初球134キロのカットボールをたたいた。

もう少しでサク越えの一打に、一塁ベンチも総立ちで拍手だ。

少ないチャンスを生かした。8月28日の中日戦（神宮）以来、今季6度目の先発。

ここまで主に代打で打率.200（40打数8安打）、0本塁打、0打点。「どうやったら打てるのかな？」と弱音を吐いていた28歳が指揮官の起用に応えた。

デーゲームで4位阪神が勝ったため、負けられない一戦。

伏兵の一打に、9月21日以来4番に座り続ける青木も燃えた。1-1の六回無死一塁。カウント0-2から133キロのスライダーを右中間席へ勝ち越しの14号2ラン。

劇的な一発に、右翼席では東京音頭が鳴りやまなかった。

「ここからは一戦一戦が大事になる。これからですよ」

と高田監督。

クライマックスシリーズ進出へ。再び上昇気流に乗った高田ヤクルトが、今季3度目の5連勝を飾った。

(2009年9月28日)

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