(04/22)
70年代に一世を風靡したアイドルグループ･キャンディーズの元メンバーで､"スーちゃん"の愛称で親しまれた田中好子(たなかよしこ=享年55)が21日､乳がんのため都内の病院で亡くなった｡55歳だった｡
田中は1992年に乳がんを発症し､手術で腫瘍を切除｡
その後も定期検診で何度かがんが発見されるなど再発を繰り返したが､命に別状はなかった｡
しかし昨年10月､十二指腸から出血があり入院｡
治療のため絶食したことで免疫力が低下し､今年2月には肺や肝臓にがんが転移していることが分かった｡
それでもこの時期は､一時自宅で過ごすなど病状は安定｡
夫の小達一雄さんによると､仕事復帰へ意欲を見せていたという｡
3月7日にはナレーションを務めるミニ番組『森のささやき』(フジテレビ系)の収録に参加した｡
しかし､今月21日朝に容態が急変｡
あいさつが返せないほどに衰弱し､午後7時4分､夫の小達一雄さんらに見守られながら静かに息を引き取ったという｡
田中は1972年にNHKの歌番組『歌謡グランドショー』のマスコットガールオーディションに伊藤蘭(いとうらん=56)､藤村美樹(ふじむらみき=55)とともに合格し､キャンディーズを結成｡
翌年9月に歌手デビューすると､『年下の男の子』や『微笑がえし』などのヒット曲を連発｡
『8時だョ!全員集合』(TBS系)などの人気バラエティ番組にもレギュラー出演し､幅広い世代から人気を集めた｡
その後､人気絶頂の1977年に突如解散を発表｡
｢普通の女の子に戻りたい｣
という言葉は当時の流行語となった｡
田中はいったん芸能界を引退したが､1980年に女優として復帰｡
1989年に公開された映画『黒い雨』では日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得し､近年は心優しき母親役を演じることが多かった｡
通夜は24日､告別式は25日に都内の斎場で営まれ､喪主は夫が務めるという｡(伊原)
田中は1992年に乳がんを発症し､手術で腫瘍を切除｡
その後も定期検診で何度かがんが発見されるなど再発を繰り返したが､命に別状はなかった｡
しかし昨年10月､十二指腸から出血があり入院｡
治療のため絶食したことで免疫力が低下し､今年2月には肺や肝臓にがんが転移していることが分かった｡
それでもこの時期は､一時自宅で過ごすなど病状は安定｡
夫の小達一雄さんによると､仕事復帰へ意欲を見せていたという｡
3月7日にはナレーションを務めるミニ番組『森のささやき』(フジテレビ系)の収録に参加した｡
しかし､今月21日朝に容態が急変｡
あいさつが返せないほどに衰弱し､午後7時4分､夫の小達一雄さんらに見守られながら静かに息を引き取ったという｡
田中は1972年にNHKの歌番組『歌謡グランドショー』のマスコットガールオーディションに伊藤蘭(いとうらん=56)､藤村美樹(ふじむらみき=55)とともに合格し､キャンディーズを結成｡
翌年9月に歌手デビューすると､『年下の男の子』や『微笑がえし』などのヒット曲を連発｡
『8時だョ!全員集合』(TBS系)などの人気バラエティ番組にもレギュラー出演し､幅広い世代から人気を集めた｡
その後､人気絶頂の1977年に突如解散を発表｡
｢普通の女の子に戻りたい｣
という言葉は当時の流行語となった｡
田中はいったん芸能界を引退したが､1980年に女優として復帰｡
1989年に公開された映画『黒い雨』では日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得し､近年は心優しき母親役を演じることが多かった｡
通夜は24日､告別式は25日に都内の斎場で営まれ､喪主は夫が務めるという｡(伊原)
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