宮崎あおい、「神様のカルテ」大ヒットので監督と論争&撮り直し要求!
(10/08)

8月27日に公開が始まった映画『神様のカルテ』。
嵐・櫻井翔(さくらいしょう=29)と女優・宮崎あおい(みやざきあおい=25)のW主演で話題を集めていた同作は、早くも観客動員数130万人を突破。
8月に公開が始まった作品ながら、現在も興行収入ランキングトップ10に入る大ヒットとなっている。

二人の新たな代表作になろうとしている『神様のカルテ』。
大ヒットの裏側には、宮崎の尋常ではないこだわりがあるという。
『週刊女性』が報じている。

同作は、地方病院で忙しく働く内科医の主人公・一止(櫻井)が、地方医療の現実と向き合いながら成長していく姿を描いたヒューマンドラマ。
その中で宮崎は、一止の妻で山岳写真家の榛名を演じた。

深川栄洋監督は当初、棒名の衣装について山岳写真家らしいパンツルックをイメージしていたが、衣装合わせの際、宮崎とちょっとした論争になったという。

「宮崎さんは『棒名のような心の広い、母性本能の豊かな女性は、パンツを好まないと思います。こういう女性は、スカートやワンピースを好んで身につけるのではないでしょうか』と主張して、変えてもらったんです」(映画関係者:週刊女性)

宮崎のこだわりは衣装だけではない。

「棒名のヘアスタイルについても『彼女のような女性は、自然体を好むと思う』と言って、前髪を横に流しただけのシンプルなヘアスタイルに変えました」(同)

一見すると、単なる"ワガママ"に見えなくもないが、宮崎は台本をすり切れるまで読み込んだ上で意見していたとのこと。
そのため、監督やスタッフは宮崎の提案を聞き入れ、一緒に"いい映画"を作っていったという。

そんな宮崎のこだわりが凝縮されているのが、榛名が山頂から朝焼けを撮るシーン。
撮影当日はあまり天候がよくなく、宮崎は撮り直しを提案したという。

「監督はOKを出したそうですが、宮崎さんが『明日の朝、もう一度ここに登ってきましょう!』って。それで撮り直しが決まったんです。
翌日、改めて登った山の朝日が美しかったこと!彼女も『心が洗われた』と言っていました。宮崎さんの女優根性があったからこその名シーンになりました」(同)

史上最年少で大河ドラマの主演を務め、同世代の若手女優の中で頭一つ抜けた存在となった宮崎。
彼女に出演オファーが殺到する理由は、その演技力だけでなく、高いプロ意識にあるのかもしれない。(伊原)


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