ドラえもんDVD、不適切表現発覚で回収へ! 問題となった2秒間のシーンとは!?
(04/24)

小学館は23日、発売中のアニメ『ドラえもん』のDVDに児童向けアニメにふさわしくない言葉があったとして回収、修正したDVDと交換することを発表した。

回収・修正の対象となるのは、2011年発売の『ドラえもんTVシリーズ名作コレクションDVD ゆめの町ノビタランド編』と、2009年発売の『ドラえもんタイムマシンBOX 1979』。
このDVDは1979年に放送開始したテレビアニメの初期作品を収めたもので、"ふさわしくない言葉"があったのは『一生に一度は百点を』という作品。

小学館によると、ある場面の背景に当時の制作関係者が記入した約2秒間の"いたずら書き"が映り込んでいるとのこと。
具体的にどのような"いたずら書き"があったのかは明かされていないが、のび太が机に向かって勉強するシーンで、ノートに以下のような言葉が見られる。

「交流回路で消費される精力」
「交尾回路で消費される電力」
「負荷がコンドームーのとき」

"児童向けアニメにふさわしくない言葉"ということから考えて、このシーンが回収・修正の理由となった箇所だろう。
ネット上には同シーンの静止画が出回っており、
「確かにこれはない」
「想像の斜め上をいってた」
といった声が寄せられている。

なお、この"いたずら書き"は、3月上旬にDVD購入者からの指摘で発覚したとのこと。
小学館では、
「当該場面をご覧になり、不快の念をいだかれた方に、心よりおわびを申し上げます。
また長きにわたり事態を掌握しなかったことを、深く反省しております」
と謝罪するとともに、
「『ドラえもん』は、世界中の子どもたちに夢と希望を届ける作品です。
これからも皆様のご期待に応える、魅力ある作品をお届けできるよう努力してまいります」
とコメントを発表している。(伊原)


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