五輪招致､強敵マドリードが強力隠し球を用意!? サッカー､メッシがスピーチか!?

(09/02)

7日(日本時間8日)にアルゼンチン･ブエノスアイレスで開催されるIOC総会で､2020年のオリンピック開催地が決定される｡
結果を左右する最終プレゼンも予定されているが､強敵･マドリードが強力な隠し球を用意するという｡
『NEWSポストセブン』が報じている｡

最終候補地に残っているのは､日本･東京､スペイン･マドリード､トルコ･イスタンブールの3都市｡
東京の最大のライバルと言われているのが､マドリードだ｡

｢"イスラム圏初の五輪"を掲げて最有力だったイスタンブールは､反政府デモなどの政情不安を抱え､隣国･シリアの内戦は国際紛争に発展しかねない｡
IOC委員の間には"開催は無理"という現実的な判断が広がっている｡
ところが､そのイスタンブール票は東京ではなくマドリードに流れている｡
7月にスイスで行なわれた開催計画説明会でも､マドリードへの拍手が一番大きかった｣(東京招致委関係者:NEWSポストセブン)

勢いに乗るマドリード招致委は､招致活動のシンボルであるフェリペ皇太子が既に現地入り｡
同皇太子は､1992年のバルセロナオリンピックのセーリング(ヨット)の代表選手だ｡
また､IOC委員会が開催されるアルゼンチンがスペイン語圏であることも､プラス要素になっている｡

｢2012年の開催を勝ち取ったイギリス(ロンドン)は､総会の際にエリザベス女王のVTRスピーチと､世界的な人気サッカー選手のD･ベッカムのスピーチで委員の心を掴んだ｡
王室とアスリートのブランドを兼ね備える皇太子のスピーチは実に心強い｣(マドリード招致委関係者:同)

スペインの現地紙では､早くもマドリード当確報道が相次いでいるという｡
さらには､大きな隠し球が用意されているという｡

｢スペインリーグのFCバルセロナに所属するアルゼンチン人選手のリオネル･メッシがサプライズ登場するといわれています｡
バロンドールを4年連続で獲得するサッカー界の英雄が母国で『スペインに一票を』といえば､勝利の決定打になる｣(スペイン紙記者:同)

リオネル･メッシ(26)はアルゼンチン出身のサッカー選手｡
現在はスペイン･バルセロナのFCバルセロナで世界的人気を誇るスーパースターだ｡
彼が母国でスピーチするとなれば､大きなインパクトになるだろう｡

日本時間8日､日曜日に発表される2020年オリンピック開催地｡
コールされるのは｢TOKYO｣か､それとも──｡(古川)

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