ドラマ｢アトムの童｣､低視聴率の原因はストーリーが同じパターンの繰り返し!?

(11/16)

TBS系ドラマの日曜劇場『アトムの童』が低視聴率に苦しんでいる｡11月6日放送の第4話は世帯平均視聴率が10.4%を記録｡前週からは1.3%上昇したものの､低空飛行状態が継続中だ｡13日放送の第5話は9.3%と再び2桁台から陥落している｡

どうして日曜劇場の枠でこれほど苦しんでいるのか｡『リアルライブ』によれば､ストーリー構成に大きな問題があるという｡

｢『日曜劇場』と言えば､過去､ドラマ『半沢直樹』シリーズが大ヒット｡その影響か､本格仕事ドラマが多く制作されています｡しかし､毎回才能のある主人公が権力のある大きな敵に邪魔され､努力を重ねて違うルートから別の力のある人物から認められたりなどして逆転していくパターンがほとんど｡これがヒットするという法則が出来上がってしまっているだけに､毎回同じ展開が続いてしまっているようです｣(ドラマライター:リアルライブ)

実際､『アトムの童』においても､お金のトラブルを抱えるも努力と愛でなんとか乗り切るという展開が繰り返し描かれている｡話のパターンが同じなので､これでは視聴者はわざわざ全話観なくてもいいのではと思ってしまう｡

｢いい加減視聴者がこのパターンに飽きてることに気づいた方がいい｣｢日曜劇場って同じ話しか作れないの｣と飽き飽きする視聴者も増えており､視聴率が上がるわけがない｡
『半沢直樹』が大成功したからと言って､いつまでも同じパターンが通用するほど､ドラマファンは甘くない｡常に斬新で引き込まれる脚本でないと見向きもされないのである｡(船越)

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