小室哲哉が5億円詐欺で起訴刑事裁判

音楽プロデューサー・小室哲哉(こむろてつや=49)らが、著作権売却を持ち掛け、知人男性から5億円を詐取したとされる事件で、大阪地検特捜部は21日、詐欺罪で小室容疑者を起訴した。

同容疑者が役員を務めるイベント会社「トライバルキックス」監査役木村隆も同罪で起訴、同社社長は不起訴とした。

小室容疑者らが起訴事実を認めていることなどから、24日の拘置期限を待たず刑事処分が決まった。

「小室ファミリー」を率いて一時代を築いたかつてのヒットメーカーによる事件の捜査は、この起訴で終結した。

同特捜部によると、小室らは2006年7月から8月にかけ、東京都港区のホテルで、兵庫県芦屋市の投資家男性に「806曲の著作権はすべて僕にありますから、10億円で買っていただきたい」などとうそを言い、一部の代金として5億円をだまし取った。(淺川)


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