ハタチの恋人
[第1話]
10/14放送

50歳の井上圭祐(赤石家さんま)は、大阪の食品会社で営業をしているサラリーマン。一方、沢田ユリ(長澤まさみ)はグラフィックデザインの専門学生で20歳。ようやく就職が決まったばかりだ。さて、こんな何も縁のなさそうな2人に何が起こるのか。

圭祐には、自分の愛の軌跡である「オレの恋愛三部作」というのがある。「第一部・出会い編」「第二部・純愛編」「第三部・婚約編」という三部であり、それは今や部内でも伝説化している。初恋の人(名前は沢田絵里)との突然の別れ、彼女の失踪。そして、傷ついた圭祐の前に救世主のごとく現れたのが、今の妻・小百合(森下愛子)なのだ。

圭祐が家に帰ると、小百合が泣いていた。それは「森山リュウ」という作家が書いた『恋桜』という小説を読んで、だった。「パパも読んでみたら?」と圭祐は小百合からそれを借りる。そんな圭祐が今、いちばん憂鬱なのは東京への出張だ。お世辞にも良いとはいえない大阪支社の営業成績を報告しなければならないからだ。

一方、ユリは就職の決まった事務所から、急に内定を取り消されていた。その日、ルームメイドのアルバイト先のホテルで同僚にグチをぶちまけた。すると、とある部屋のお客さんはものすごい女好きだから気をつけたほうがいいわよと忠告される。
こわごわとその部屋に掃除に行くと、そこはどうやら作家・森山リュウの部屋らしかった。そのことを専門学校の同級生の河村由紀夫(塚本高史)に話す。由紀夫は内定取り消しになったユリを励まし、『恋桜』を読むように勧めた。

今回もこってりしぼられた圭祐だったが、宿泊するホテルで、偶然先輩の風太(市村正親)と出会う。風太は、今、東京で「森山リュウ」というペンネームのベストセラー作家になっていた。彼はこのスィートルームにカンヅメになっているのだという。風太には昔、金や女のことでさんざん迷惑をかけられたのだ。「来週、ごちそうしてやる」と言われ、圭祐は妻の百合子を誘う。
しかし、百合子は風邪をひいてしまい、東京に行かれなくなってしまった。「また、いつでもチャンスあるから」となぐさめる圭祐に、百合子は『恋桜』のサインを頼む。

圭祐がホテルの風太の部屋に行くと、風太は編集者から逃げていていなかった。圭祐は風太の幼いころの性格を思い出し、こうなったら、ジャグジー風呂にも入り、スィートルームで少しだけ優雅な時間をすごしてやろうと部屋での時間を楽しんでいた。
しかし、圭祐はそのまま眠ってしまった!

翌日、目覚めると、目の前に、圭祐の「恋愛三部作」の初恋の人・絵里にそっくりな人が立っていた。それはユリだった。ユリはピアスを落としてしまって、それを探すために部屋に入ってきたのだという。チャイムを何度押しても出てこなかったので、勝手に入ってきたのだとも付け足した。すると、圭祐は一緒に探そうかと申し出、2人でピアス探しをした。

そのことをユリは由紀夫に話す。しかし、広告代理店に就職した経験もある森山リュウと知り合いになれれば、就職のコネもつけられるかもしれないと思ったのだ(実際に部屋にいたのは圭祐だったのだが)。エロオヤジにわざわざ近づくことないという由紀夫に、ユリは「腰の低い営業マンみたいで、いい人だった」と話す。
その夜、久しぶりに母親と話したが、やっぱり内定が取り消されたことは言えなかった。なのに逆に、「今まで苦労をかけてごめんね。でも、これからは少し肩の力を抜いて、20歳の女の子らしく恋をしなさい」と言われてしまう。

一方、圭祐は突然現れた絵里にそっくりの女の子のことが忘れられずにいた。
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キャスト
井上圭祐(いのうえけいすけ) / 明石家さんま(あかしやさんま)
明るさだけが取り柄の平凡なサラリーマン。・・・
沢田ユリ(さわだゆり) / 長澤まさみ(ながさわまさみ)
グラフィックデザイナーになることを夢見て・・・
河村由紀夫(かわむらゆきお) / 塚本高史(つかもとたかし)
数年前に大学を中退したが、カメラマンを目・・・
ユリの母 / 小泉今日子(小泉今日子)
ユリ(長澤まさみ)の母。実家で美容院を個・・・
鈴木風太(森山リュウ) / 市村正親(いちむらまさちか)
森山リュウというペンネームで活躍するベス・・・
コンビニ店員 / 恵俊彰(めぐみとしあき)
ユリ(長澤まさみ)が通うコンビニエンスス・・・

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