獣医ドリトル
[第6話]
11/28放送

花菱(成宮寛貴)は土門(國村隼)に突きつけられる“オペが出来ない偽りのカリスマ”
という記事が載せられた週刊誌を見せられていた。

土門は「協力するのなら記事を消す」と花菱に詰め寄る。

その頃、ドリトル(小栗旬)は富沢(石坂浩二)から、研究所近くの町を荒らす野生の猪の捕獲を強引に依頼されていた。
ドリトルはあすか(井上真央)に留守番を命じ、渋々イノシシの捕獲に出かける。

現地に到着すると、すでに県職員(小林隆)や猟師(不破万作)達が鳥取を待っていた。

しかし、百山小学校の教師・畑山(松下由樹)が猪を殺すことに猛反対する。
畑山は「生徒達に生き物や自然の大切さを教えているのに利用できる」と主張するが、ドリトルはそれを無視する。

ドリトルは山へと向かおうとするが、持ってきた吹き矢が折られてしまっていた。

被害状況の説明を受けながら山に入るドリトル達だったが、その後ろを畑山と畑山の生徒達(畠山紫音 ほか)が付いてきていた。
畑山は「イノシシが心配」と言うが、ドリトルはその言葉に違和感を覚えていた。

見ると、生徒達がイノシシが来ると思われる場所を隠していたのだ。
周囲の状況を確認し、ドリトルは捕獲用の仕掛けを設置する。

一方、鳥取動物病院には多くの電話がかかってきており、あすかはその対応に追われていた。
するとそこに、順平(菅田将暉)という獣医を目指している青年が訪ねてくる。

翌日、仕掛けを確認すると餌はないがイノシシが現れた痕跡がなかった。
何者かに邪魔されていると感じるドリトル。
ドリトルが物音のする方向に行くと、そこには畑山の生徒達がいた。

「モモコを捕まえないで!」と言う生徒達。
聞くと、生徒達は1年ほど前から傷ついたイノシシ・モモコの世話をしていたのだ。
モモコと思われるイノシシに子供がおり、捕らえようとするドリトルからモモコと子供を守る為に邪魔をしていたのだった。

そんな中、イノシシの子供が現れる。
ドリトルは足跡から周りには親が居ないことが推測し、生徒達にモモコに何かあった可能性があることと、もしも手負いなら人を傷つける可能性があり、保護する必要があることを説明する。

捜索を続けると、虫の息のモモコが発見される。
ドリトルは鳥取動物病院にモモコを運び、富沢と共にオペに取り掛かる。

モモコの胃の中には、大量のビニール袋が溜まっていた。
生徒達がモモコに餌を与えた時に、モモコが誤ってビニール袋ごと食べてしまい、それが溜まっていたのだ。

これから動物の為に何をすればいいのか?
その答えを生徒達は考えさせられるのだった。

一方、花菱のもとにゴールデンレトリバーの手術以来が舞い込んでくる。
花菱は手術に対するトラウマを克服し、土門から離れる為に手術を承諾する。

しかし、花菱は突然手術中に倒れてしまう。

その手術を引き継いだのは土門だった。
土門はゴールデンレトリバーの飼い主が大企業の社長と知り、息子・勇蔵(笠原秀幸)を押しのけ手術の引継ぎを名乗り出るのだった。

しかし事態は急変し、ゴールデンレトリバーは危篤状態に陥ってしまう。
手術時の器具が切られていたのだ。
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キャスト
鳥取健一 / 小栗旬(おぐりしゅん)
「獣医はビジネス」が口癖。口が汚く金と飼・・・
多島あすか / 井上真央(いのうえまお)
花菱優 / 成宮寛貴(なりみやひろき)
カリスマ獣医。ドリトルとは、考え方・診療・・・
不動ルミ / 藤澤恵麻(ふじさわえま)
花菱優が院長を務める病院の一階でトリミン・・・

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