猟奇的な彼女
[第10話]
06/22放送

三朗(草なぎ剛)が南(松下奈緒)の姿を見つけると、彼女は階段から転落して大怪我を負っていた。後遺症が残る可能性もあり、リハビリに1年かかると聞いた三朗はショックを受ける。

一方、凛子(田中麗奈)は出版社からアフリカ全土を1年間旅して、そのルポを書かないかと依頼を受けていた。凛子にとってはチャンスだったが、1年という長さを考えると決心しきれない。

凛子はダイビングの免許を取り、三朗と二人で大磯に行くことに。三朗はタイムカプセルを埋めて、1年後に一緒に開けようと言う。1年待っているから、アフリカに行ってこいというのだ。その間に南のリハビリにも付き添いたいと言う三朗の言葉に、凛子は複雑な心境。

大磯に出かける直前、三朗の携帯に南から電話が入る。三朗は凛子との待ち合わせの前に、南の病室へ。少しだけ顔を出して凛子のもとへ行こうとする三朗を南が止め、好きだと思いを告げる。

凛子はフェリー乗り場で待っていたが、出航時間が過ぎても三朗は現れない。その頃、三朗は1年後に凛子にプロポーズするつもりだと、南に告げていた。病院を出てフェリー乗り場に駆けつけた三朗は凛子に、急な仕事が入って遅れたと謝る。だが、凛子は三朗の服に南の病室にあった花の花粉が付いていることに気付いた。凛子はアフリカにいくことに決めたと告げ、三朗と一緒にタイムカプセルを埋め、二人は別れる。

その頃、数島(谷原章介)は凛子に代筆してもらったラブレターを春夏(鈴木えみ)に渡していた。そこには凛子が三朗に向けて書いた思いがつづられていた。それを読んだ三朗は空室になった凛子の部屋で涙を流す。

そして、1年後。三朗はタイプカプセルを埋めた海辺へ。だが、凛子は現れず、一人でカプセルを掘り起こす。中にはペアの指輪が入っていた。三朗はそれを海へ投げ捨てる。
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キャスト
眞崎三朗 / 草なぎ剛(くさなぎつよし)
江戸橋大学、理学部海洋生物学科講師。
仕事でイルカの研究をしている為、趣味はスキューバダイビング。
一見、多趣味のように思うが、それ意外は叩いても何も出てこないごくごく普通の男。
恋愛観は、タッチの浅倉南のような大和撫子が現れたら結婚しようと心に誓っている。
そんな彼の目の前に、アノ彼女が現れて…。

高見凛子 / 田中麗奈(たなかれいな)
小説家を目指すアルバイト貧乏。当然のことながら小説の方は…。
そんな彼女がある晩、駅のホームで三朗に助けられる。
しかし気が強く喜怒哀楽が激しい彼女は、男に手を貸してもらったことが納得いかない。
そのことを言葉で伝えることができない彼女は三朗に対しキックパンチラリアットで自己表現。
三朗はこんな彼女を「サメ女」と命名するのであった。

浅倉南 / 松下奈緒(まつしたなお)
江戸橋大学理学部海洋生物学科の研究生。
シーアドベンチャーでイルカの調教師をしていたが、江戸橋大学と共同事業により、三朗の下で三ヶ月間研究生として働くことになる。
彼女の名前はタッチの浅倉南と同姓同名。
結婚相手はタッチの浅倉南と誓っていた三朗は、彼女が運命の人だと確信するのであった。

如月春夏 / 鈴木えみ(すずきえみ)
数島健作 / 谷原章介(たにはらしょうすけ)
夏目圭輔 / 上川隆也(かみかわたかや)
祐天寺柚子 / 松嶋尚美(まつしまなほみ)
五藤茂市 / 山田親太朗(やまだしんたろう)
林田若葉 / 大石参月(おおいしみつき)
嶋木優衣 / 小久保利恵(こくぼりえ)
林田五月 / 市毛良枝(いちげよしえ)

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