サラリーマン金太郎 シーズン2
[第4話]
元中央建設が行った駿河崎温泉ホテルの建設で耐震偽装が行われ、大きな地震があれば倒壊することを知った金太郎(永井大)。すぐに丸山社長(森本レオ)に事実を報告し、補修するように進言するものの、丸山はそれを拒否。さらに金太郎を解雇してしまう。01/29放送
自分のできることを最後までやると決めた金太郎は緊急役員会議に乗り込んだ。真実を公表するのか、闇へ葬り去るのか…。そこで声を上げたのは黒川副社長(古谷一行)だった。「一社員が己の首をはねられるのを覚悟で成し遂げようとしているこの仕事、誰にも邪魔はさせん!」その声に役員たちは賛同した。究極の選択を迫られるヤマト中央建設。「一社員が己の首をはねられるのを覚悟で成し遂げようとしているこの仕事、誰にも邪魔はさせん!「金太郎、おまえ一人を死なせはせんぞ」。黒川副社長(古谷一行)の叫びが会議室に響き渡る。これがヤマト中央建設の答えだ」大和会長の言葉に金太郎は涙を流す…。
駿河崎温泉ホテルの補強工事が決定した。
ヤマト中央建設の決断は大きな波紋を呼んだ。ヤマト中央建設の株価は暴落し、責任追及の声が起こった。その背後には“ヤマト乗っ取り”を企む帝都建設の平尾会長(佐々木勝彦)の陰がチラつく。それでもヤマト中央建設が一丸になって下した決断だ! 金太郎はヤマトの現場の人達と工事現場で一生懸命に働いた。
ある日、金太郎は丸山社長を訪ねる。公園にいた丸山に、金太郎は「社長! 久しぶりっす!」と元気に声をかけた。そんな金太郎の姿に、丸山社長は既に他界した息子・修一(北条隆博)の面影を重ねる。実は、丸山の体は病気に蝕まれていた。
との思い出に浸る丸山(森本レオ)。「矢島さん、私は今、他人にも自分にも正直に生きていきたいと思っております。あなたや、死んだ息子のように……」丸山はそういうと、その場を立ち去ろうとする。そんな丸山の背中に、金太郎は「俺、生きてるの楽しいっすから!」と声をかけた。
駿河崎温泉ホテルの補強工事は無事終了。丸山は、駿河崎温泉ホテルのオーナー(笹野高史)の前に土下座をして深々と頭を下げた。その後、丸山は鷹司(細川茂樹)と面会し、「力を貸してほしい」と頼む。
その時、駿河崎温泉の付近で大きな地震が発生する。周辺の旅館やホテルでは倒壊などの大きな被害が出るなか、耐震補強された駿河崎温泉ホテルは無傷に済んだ。このことでヤマト中央建設は世間から評価され、雨降って地固まるが如く、ヤマト中央建設は復活した。
京子(青山倫子)が止めるなか、金太郎は社長室へ入っていくと、社長の机には3通の手紙…。丸山社長は自らの命を絶つ決意をしたのだ。
息子の墓石の前で命を絶とうとする丸山。起因太郎は引き止めるが命を絶ってしまう。「私の最後の頼みだ。ヤマト中央建設に戻って下さい…」という言葉を残して…。
金太郎はヤマト中央建設に復帰する。彼には、早速、新たな難題が待っていた。江並ダムの工事の再開だ…。
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キャスト
矢島金太郎 / 永井大(ながいまさる)正義感が強く熱いサラリーマン。
末永美鈴 / 井上和香(いのうえわか)
クラブ「ジャルダン」のママ。
金太郎の婚約者。
桜井京子 / 青山倫子(あおやまのりこ)
社長秘書。
水木衛 / 風見しんご(かざみしんご)
前田一郎 / 菊池健一郎(きくちけんいちろう)
田中政子 / 小川奈那(おがわなな)
岩下恵 / 安座間美優(あざまみゅう)
佐野里佳子 / 塩山みさこ(しおやまみさこ)
遠山真里菜 / 金田美香(かねだみか)
矢島明美/安西雪乃 / 佐藤めぐみ(さとうめぐみ)
矢島竜太 / 庄司龍成(しょうじりゅうせい)
三田善吉 / 麿赤児(まろあかじ)
中村加代 / 佐々木すみ江(ささきすみえ)
鷹司誠士 / 細川茂樹(ほそかわしげき)
大島源造 / 柴俊夫(しばとしお)
黒川優作 / 古谷一行(ふるやいっこう)
大和守之助 / 宇津井健(うついけん)
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