ソフトバンク､杉内に続き松中も右膝骨折で離脱! CSでの復帰も微妙か

14日の西武戦で右膝に死球を受けたソフトバンク･松中信彦外野手が15日､福岡市内の病院で検査を受け､｢右膝蓋骨骨折｣で全治4週間程度と診断された｡
手術の予定はないもののレギュラーシーズンの復帰は絶望的｡
クライマックスシリーズ(CS)での復帰も微妙な状況となった｡

松中は今季88試合に出場し､打率.308､12本塁打､36打点｡
12球団トップのチーム打率を誇る打線を牽引し､死球を受けた14日も4番として出場していた｡

診断を受け松中は､
｢2～3週間は安静が必要で､シーズン中の復帰は無理｡クライマックスシリーズもぎりぎりか､どうか分からない｣(スポニチアネックスより)
と神妙な面持ちでコメント｡
｢一番大事な時期に抜けて申し訳ない｣(同)
とシーズン大詰めでの離脱を謝罪した｡

ソフトバンクは14日に左肩痛で杉内俊哉投手が登録を抹消されたばかり｡
相次ぐ主力選手の離脱に秋山監督も､
｢次々と続くものだ･･･｡しばらくかかると思う｣(同)
と落胆の表情を見せた｡

この日行われた西武戦では最大4点差を追いつく粘りを見せたが､あと一本が出ず5－5の引き分け｡
2位日本ハムにゲーム差を｢5.5｣に縮められた｡

開幕から投打で圧倒的な力を見せてきたソフトバンク｡
シーズン残り30試合を切り､最大のピンチを迎えている｡

(2011年9月16日)

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