オダギリジョーがゴールデン帯ドラマ引退宣言!? ｢視聴率取れないから出ない｣

(04/16)

俳優･オダギリジョーが主演を務めるテレビ東京系ドラマ『リバースエッジ大川端探偵社』の完成披露会見を行い､役者としての本音を暴露した｡

オダギリジョーといえば､2012年4月期に放送されたフジテレビ系ドラマ『家族のうた』が､全話平均視聴率3.9%を記録したことが記憶に新しい｡
同作品は日曜21時という数字が取りやすい時間帯､しかも同枠の前作品『早海さんと呼ばれる日』と後作品『ビューティフルレイン』がいずれも平均10%以上だったにも関わらず､歴史的な大ゴケ｡第8話をもって打ち切られ､第4話で叩き出した3.1%は今世紀連ドラ最低視聴率として取り上げられた｡

こういった苦い思い出を踏まえて､オダギリジョーは､
｢民放のドラマですごい低視聴率を獲ってゴールデンはもう嫌だ｡テレビでやるなら深夜かWOWOWだと思った｡いろんな仕事をしてきて自分の好みに合うのは作品は深夜枠｡この枠でやりたいと思っていた｣
などと話し､会場の笑いを誘った｡

『家族のうた』を筆頭に､低視聴率の原因全てがオダギリジョーの演技ではなく､脚本･演出等多くの要素が相俟った結果｡
会見で大根仁監督が､｢オダギリさんがいい感じに枯れてきた｣とネタにしても笑顔で応える潔さは､むしろ好感が持てる｡

『リバースエッジ大川端探偵社』は､ひとまず『家族のうた』の平均視聴率を上回ることが目標か!?(柳井)