フリーター､家を買う｡第2話あらすじ完全版

フリーター､家を買う｡

[第2話]

10/26放送

大学卒業後に正社員として就職するが３カ月で辞職してしまい、その後、フリーター生活をしていた武誠治（二宮和也）だったが、母が鬱病になってしまったのを機会に、正社員として働くことを目指していた。

アルバイト先の大悦土木で誠治は千葉真奈美（香里奈）という女性に出会う。大悦土木は大手ゼネコン・喜嶋建設の仕事を請け負っていて、真奈美は喜嶋建設の社員で現場に来ていたのだ。

そんなある日、真奈美の発注ミスで現場の作業が止まってしまう。真奈美はみんなに謝り、「お詫びに」とばかりに事務所の掃除を始めた。そんな真奈美の姿を、誠治は「真奈美の自己満足」と考える。

誠治の母・寿美子（浅野温子）の鬱症状はますますひどくなる。しかし、誠治の父・誠一（竹中直人）はまるで他人事だ。そのうえ、寿美子が病気になったのは誠治がちゃんとしないからと決めつけ、誠治に当たる。

翌日、誠治は寿美子の家の手伝いをしていて、バイト先に遅刻ししまう。出かける前にゴミの分別を手伝ったこともあって遅刻してしまい、社長・大悦（大友康平）から「その日の作業が上手くいくかどうかは現場の空気が重要」と言うと、誠治に「帰れ」と叱咤する。

バイト先を辞めようと思った誠治はハローワークへ。担当の北山（児嶋一哉）に、今までこだわっていた企画・開発以外の仕事も検討することを告げる。しかし、月給20万円以上という条件は曲げられなかった。すると北山は「あなたに20万円払う価値があるかどうかを決めるのは会社側だ」と言葉を投げられる。

夜、仕事から帰宅した誠一に「もう一度、就職口を探してもらえないか」と頼んだ。
それを聞いた誠一は、「紹介してもすぐに辞められたら恥をかくのは自分だ」「人を頼るな。俺に恥をかかせるな」と相手にしてくれない。とりあえず誠治は今のアルバイトを続けることにした。

ある日、誠治は残業することに。そこで誠一に電話して、「母さん（＝寿美子）が薬を飲んだかどうか確かめてほしい」と頼む。

納期が迫っていたが、道路工事はあと１日で完了する予定だった。ところが、途中から土砂降りになり作業が中断してしまう。雨があがったのは夜遅く。それから誠治たちは作業の完了を目指し、工事を再開する。作業が完成したのは朝。それでも納期に間に合わせた大悦土木の面々は充実感で満足だった。

25日。誠治は始めての給料日を迎えた。「頑張った」と喜ぶ誠治に、「お疲れ様」と真奈美が缶コーヒーを差し出した。そんな真奈美に「就職も決まっているだろうから来月の給料日にはもういない」と誠治は言う。すると真奈美は「決まるといいね」と微笑むと行ってしまった。

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