JIN-仁-第2話あらすじ完全版

JIN-仁-

[第2話]

10/18放送

幕末の江戸にタイムスリップした仁（大沢たかお）は出会った謎の男が坂本龍馬（内野聖陽）だと知って驚く。
咲（綾瀬はるか）は仁に医術のことをあれこれと聞いてくるが、栄（麻生祐未）は娘をその道に巻き込むのはやめてほしいと告げる。
仁もまた自分がこの時代で医療行為を続けることで、歴史をゆがめてしまうのではないかと考えていた。

その頃、江戸の町ではコロリという伝染病が流行していた。
西洋医学所の頭取・緒方洪庵（武田鉄矢）は仁の噂を聞きつけ、対処法を教えてほしいと言ってくる。
だが、仁はコロリのことは分からないと嘘を言った。

そんな中、喜市（伊澤柾樹）がコロリにかかり、激しい嘔吐をする。
咲が喜市の吐いたものを掃除しているのを見た仁は、そんなことをしたら伝染ると一喝した。
それを聞いた咲は仁に、コロリのことを知らないと言ったのは嘘かと追及。
仁は自分にはやってはならぬことがあると言うが、咲は子供の命を見捨ててまで守る道理などないと言う。
それを聞いて覚悟を決めた仁は町の人々に向かって、麻酔替わりの焼酎の用意など、喜市の処置に協力を求めた。

帰宅した咲はかつてコロリで他界した父を思い出していた。
そして、仁に協力して喜市の処置に当たろうと決意して家を出ようとしたところを栄に止められる。
栄は咲に仁のもとへ行くならもう家の敷居はまたがせないと言うが、そこに恭太郎（小出恵介）が現れ、自分も同行すると告げた。

咲はまず洪庵のもとへ向かい、もう一度、仁の話を聞いてほしいと言う。
それを聞いた洪庵はうなずき、仁のもとへと急いだ。

その頃、龍馬は勝麟太郎（小日向文世）に天誅を下すべく、同志と待ち伏せしていた。
だが、本当は龍馬はそんなことで国が変わるのかと疑問を抱いていた。
そこに勝が現れ、同志が斬りかかるが、彼は突然下痢の症状を訴える。
どうやらコロリにかかったようだった。
そこを通りがかった恭太郎に仁の居場所を聞いた龍馬は同志を運んでいく。

仁のもとに咲に連れられた洪庵がやってきた。
コロリの治療法を尋ねる洪庵に、仁は経口補水塩で患者を持ちこたえさせ、菌が排出されるのを待つしかないと告げた。
だが、一緒について来た山田（田口浩正）は、そんなことで治るはずがないと言う。
洪庵の翻訳した西洋の医学書によると、もっと面倒な手順がかかるはずだというのだ。
仁はそこに描かれた治療法は適切ではないと言い、洪庵もそれを認めた。

そんな中、患者の一人が息を引き取った。
それを見た洪庵らはきびすを返そうとする。
仁や咲が引き留めようとすると、山田が嘔吐して倒れた。
コロリに感染したのだと知った医師たちは、山田から逃げるように飛び退く。

そこへ、同志を背負った龍馬が現れ、洪庵らに仲間を救おうとしないのかと言う。
それを聞いた洪庵は意を決して山田を背負い、仁の前に連れていった。

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