JIN-仁-第3話あらすじ完全版

JIN-仁-

[第3話]

10/25放送

江戸の町に流行したコロリはますます猛威を振るい始める。
仁（大沢たかお）は緒方（武田鉄矢）や佐分利（桐谷健太）らに「点滴」の道具を作るよう依頼する。

やがて、点滴道具の用意ができた。
仁は洪庵らに使い方を指導し、患者の治療に当たらせる。

洪庵は仁の治療法を江戸各所でに広めて、治療に役立てようと考えていた。
勝海舟（小日向文世）も協力し、幕府も全力でコロリ対策に乗り出す。

仁のおかげで、喜市（伊澤柾樹）や山田（田口浩正）は順調に回復。
山田は仁の治療のおかげではないと強がりながらも、予定よりは早く治ったとつぶやく。
それを聞いた仁と咲（綾瀬はるか）は顔を見合わせてほほえんだ。

そこに恭太郎（小出恵介）がやってきて、幕府がコロリ対策に乗り出したと告げた。
職人にも号令を掛けて、針や器具も大量に作れると聞いた仁は喜ぶ。
恭太郎もその指揮に携わることになったというのだ。

だが、その矢先、仁が嘔吐した。
咲や龍馬、山田は医者を呼べと言うが、仁は他の患者で手一杯のはずだと言って辞退。
仁は自分のことはいいから、コロリの対処法を広く広めてくれと告げた。

恭太郎は咲に家に帰って休むよう告げる。
するとそこに栄（麻生祐未）が現れ、帰る家などないと言い放った。
そして、栄は咲に風呂敷に入った着替えを差し出す。
戦の途中で帰る家などない、勝ってから戻ってこいというのだ。

仁の嘔吐は続いた。
その連絡を受けた洪庵が駆けつけ、治療に当たろうとするが、咲は自分の役目だと言う。
その甲斐あって、回復した仁は咲とともに亡くなった人の墓の前で手を合わせた。

仁は洪庵から西洋医学所で講義をするよう頼まれるが、即答はできなかった。
そこへ、タエ（戸田菜穂）が辻斬りに遭って、息を引き取ったと連絡が入る。
喜市は哀しみを堪えてみせ、仁はそんな彼を見て涙を流した。

仁は咲に、自分は未来から来た人間だと告白した。
自分が患者を治すことは歴史を変えることだと恐れているという。
自分さえ来なければコレラ患者もタエも死ぬことはなかったかも知れないというのだ。
そんな仁に咲は自分の運命を変えてくれたと感謝の言葉を告げる。
それを聞いた仁はまた涙を流し、この時代で運命を戦うことを誓った。

その後、仁は洪庵に手紙を書き、講義の件を引き受ける。

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